analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ラインアンプ 再度NFBを確認する

2020-06-26 00:02:14 | LfD-1

※昨日の記事、波形の右肩は「左肩」の間違いです。

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/309e15d0b209a1bc123c0f375809e827

 

 

NFBを掛けると音に力が無くなる件、試しにNFBの補正コンデンサーを510pFから100pFにしてみる。何事も実践だー。

 

100pFと言えばセラミックコンデンサーしかない。

それからNFB量だが今、1.6dB程しか掛かってない。これをもう少し掛けれないか?

NFB抵抗には、今東京光音のRN型を使っているがもう少し小さい抵抗にしてみよう。

2.2kΩから1kΩに換えたが、ほとんどNFB量が変わらない。

思い切って470Ωにした。

これでやっと3.6dB程になった。

F特測定では特に代り映えしない。

下図赤がNFB3.6dB、緑がNFB無しだ。はて、NFB掛けたら高域が落ちた?

歪は0.22%(!)で良いところに行っている。

ゲインは33dB、出力インピーダンスは252Ω。

となった。

 

 

 

これで音出しだ。

やはり音に力が無い。中音は綺麗なんだが張り出してしまう。以前のNFB 1.6dBと変わらない。

ただ、これを聴くと、NON NFBは中音が少し粗いのかなぁなんて気もする。

 

 

 

余談だが、以前のブログでNFBを調整してた時、②で「全量戻る」なんて言ってたが、初段U7のカソードには3.9kΩと180Ωをシリーズで付けて、その二個の抵抗の間にNFBを戻してるので全量にはならない。

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/eefd1a4c0a5716f159b85704931e8ac5

(こんなことにも気が付かない、けどこれでまた経験値が上がった。)

 

 

 

これがNFB3.6dBの時の波形。問題無いと思う。

 

 

 

 

 

 

20200624

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