analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ラックの位置替え

2020-05-23 12:05:25 | システム

フォノアンプの音出しをしようと思ったが、ラックの配置換えを行う。ケーブルが微妙に届かなかったり、機器が増えたので、仮に置く場所が無いので整理する。そして後ろの配線をやりやすいようにする。

くろいラックの方が奥行きがあるので、電源プラグが差しにくい。

ここで問題発生。右ラックの下から二段目、真ん中奥に引っ込んでるボリュームボックスの置き場所が無い。これはセレクターも一緒に新しいケースに入れる予定。エスエス無線にケースを本日発注した。

 

 

フォノイコのテストも合わせて音出しをする。

・・・左が出ない。、いや、小さく出てるな?

フォノイコ、ラインアンプ、ケーブルを確認したが問題ない。

ケーブルの差し替えでどうもLchのフォノイコがおかしいはずなのだが、電圧は大丈夫なんだな。

面倒だが発振器で信号を入れてみよう。そういえばF特を測定してた時、なんかおかしい時が有ったな?感度がすごく悪くなった時が有った。

 

20200430

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LfD-1 (10)カップリングコンデンサー交換

2020-05-23 00:00:22 | LfD-1

NFBを増やさないで低域を伸ばすにはどうしたら良いか?

カップリングコンデンサーを大きなものにしよう。

現在は0.047μF、これを0.1μFに交換する。

NP‐126の時の出力段の時定数は21ms。二段目の時定数は14.1ms、低域カット周波数は11.3Hz。

今回のTSMの実際インダクタンスが分からないので、NP‐126より少し下げた100Hとして計算。23.9msと少し上がった。

カップリングコンデンサーを0.1μFにすると、二段目の時定数は30ms、低域カット周波数は5.3Hz。時定数が少し高いが、これで行ってみよう。

 

カップリングコンデンサー交換後のF特は低域が真ん中の緑線。

赤は交換前。

一番良い緑線はNP‐126の時の一番良いグラフ。

NFB有りの時のゲイン22.8dB、出力インピーダンス582Ω。

NFB無しの時のゲイン25.7dB、出力インピーダンス1,314Ω。

NFB量は2.9dB。

F特は少し良くなったが、この周波数特性はOPTに依存してると思われる。

 

ここで、NFBを掛けない配線にしようとした時、なんとRchのNFB配線が外したままだった。つんばで聴いてたんだ。

左右ともNFB掛けた状態で試聴する。

まえの音は滲んだ・ゆるい感じだったが、位相ずれな感じがあって、像が滲んだり裏返ったり?不自然なところが有ったと思う。調整後は締まった・拘束された感じかな。

低域も少し出てきた。前に聴いた感じと印象が似てる。

多分これが最終調整か、もしくはNFBコンデンサーを換えるかと思う。

 

TSMのトランスをLCRフォノに使うと低域が無くなる。RIAAカーブも低域が厳しい。

プリになら何とか使えそう。

なのでNP‐126はフォノイコに使おう。

 

 

 

 

 

 

20200428

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