analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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MfD-5 入力回り、シンプルに2

2019-07-04 00:03:17 | MfD‐4 (Mullard)

うーん何でだろう。音量を上げると音がうるさい。小音量だと格別なんだが。

NFB量を下げてるので中低音寄りになってるはずなんだが、どうも中高音が勝っている。一回周波数特性測ってみるか。

負荷抵抗というか、出力管の動作点を変えて周波数特性を測ってみようと思う。


まずは現状で。

っと、何だこりゃ、なんか間違えたかな?70kHzくらいで盛り上がってる。鶯色。

・・・そうか、入力フィルター(0.47μF、1MΩ、33kΩ)で高域を持ち上げてるんだ。

→ いや違う、高域が他の手法(NFB?)で持ち上がってるのでそれを下げていた。

もしかしてこれでNFBを掛けてバランス取ってる?

ならばNFBを外してみよう。

いい感じの周波数特性になった。ちょっと低域の下がりが早いかも。

折角なんで、各部の電圧、歪も測ってみた。早く鳴らしたい一心でLのみ。

歪が大きく、出力も19Wくらいと前と変わらない。なんで?NFB外したから音量上がっても良いんじゃない?

NFB抵抗の33kΩの片方のリードのみを外し、これで鳴らしてみる。

ぬおっ。右の音が小さい。

ひっくり返して中を見たら、NFBの抵抗のリードが端子に触っていて、NFBが掛かっていた。

抵抗を外してしまった。

もう一度NS-10MMで鳴らしたら今度はちゃんと出た。ちょっと高域寄りで低音がさみしいかも。

まあいいか。DS-3000で鳴らしてみる。


来た。これだ。

音量上げたが少しうるさいかな?でもバーンインが出来てないだけかも。

高音もいい感じ。少しキツ目かな?

低音は量感が少ない。がしかし、超低音がすごい。衝撃波のような地鳴りが床を這って遅れてくる。

いやーいいわ。

これでもう少し鳴らしこんでみよう。


低音の量感を増やすのは、カップリングコンデンサーの容量を0.047から0.1μFにあげるんだったっけな?

要はTAP-29型に似せてみようと思う。こいつはNON NFBでUL。こっちにしておけばよかったな、ってな回路。二年前は分からなかったんだもんな。

なんかTAP-29に作り変えてしまう気がする。

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