音量を上げると煩い件、もう手詰まりだ。
小音量だと大丈夫なのか?
少なくとも今聴いてる感じでは問題ない。
しかし、スピーカーの各ユニットに耳を付けて聴いてみて愕然とした。ミッドハイがゴショゴショしてる。ああ、聴こえなかっただけなんだ。
ちょっと音量上げて聴いてみた。やっぱり残念、中高音ひずみっぽい。
あ~あ、このアンプダメかな。
次はP-K分割の位相反転段にしよう。などと考えた。
声が歪む。今日聴くと声以外の楽器の音も歪む。ああ、段々悪くなる。
何キロHzくらいかなぁ、
声が1kHz、まあ、実際はもう少し低いと思うのだが、として、それとその上、10kHz位かなーと漠然と思った。
そういや歪率測定って1kHzのほかに100Hzと10kHzが有ったっけな。
Rch、10kHz測ってみっか。
いつものように入力にDMM KEW1012を接続、測ってみるととんでもない歪率が出た。数ワットでもう歪が二けた。アレっ?こんな悪いんか?そういやMfD-4(TAP-2type)の時は入力フィルター外したら70kHzが持ち上がったっけ。
Rchの入力フィルターを復活してみる。
過去の記事を探した。
5/31にNFBを外して聴いている。この時は歪感無し。
6/3にNFB復帰。視聴結果、覚えてない。まだ発振中だし歪感あったと思う。
6/29に入力のフィルターを外している。この後からまた音が歪んだ?
記録を見ると入力フィルタークサい?
入力フィルターを付けて周波数特性測定。
抵抗はAMRGの1MΩ。信号が流れるとは考えないが、かといってどうでもいい抵抗ではない。1MΩで手持ちの一番良いものだ。コンデンサーは600V0.47μFの物で手持ちの一番良いものだ。スプレイグビタミンQ。時期的に有毒なPCBの入ってるものと思う。トライガードと銅テープ巻いて熱収縮チューブ被せたんだっけな?
ここはパワーアンプに置いて、信号が通る最上部なので奮発した。リード線は7Nのスピーカーケーブルを解いて本数減らし熱収縮チューブを被せたものだ。
っと、思い出した。さっきのF特は失敗だった。KEW1012は1kHz以上は測定値にずれが生じるんだった。
Lchはフィルター付ける前と後でF特を測ってみた。
歪率(上グラフ)も入力-出力(下グラフ)もフィルター有り無しで特段変わりない。
青線は1kHzのデータ。
F特は、フィルター無しで10kHzで持ち上がっている。(赤線)
有りでは持ち上がりは無くなっている。(黒っぽい線)
いま、夜中なので小さい音量で鳴らしているが、滑らかになった。反面、奥行き感が無く鳴った。この辺が副作用なんだよな。
明日にでも音量上げて聴いてみよう。