analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

三極管アンプ6 音出し

2019-04-17 00:01:38 | MfD‐6 (三極管アンプ)

今回製作したアンプの構成は、

6SL7パラ

CCCB

LH150

3H250

U-808

ダイオード整流

錫メッキ樹脂・綿被覆線

SHIZUKI

カーボン抵抗。

くしくもプリのPR-300は内部配線を上記配線材に一部変更したもの。

CDは真空管+FETハイブリッド。

このアンプには作成には気を使った。メインのEL34PPmonoを超えるわけないのだけれども。・・・超えるのか?・・・超えてほしくないな・・・。

パーツは真空管ソケットになるべく直付けにせず、配線は最短距離をやめた。パーツは直接ソケットに取り付けてはいけないというのをどこかのHPで見たことがある。

Rchと電源トランスがちと近かったのが失敗。レイアウトはもう少し詰めれば小型化できたと思う。

それでもこの中音の透明感。EL34PPmono以上だ。古いCDを掛け、思わず「何か」思い出したことが有った。良く分からないが懐かしい何か。

メインアンプではこんなパーツを使ったら、抜けが悪くなる。しかしこのアンプではそれが無い。

三極管だからか?

シングルだからか?

不思議である。

パーツで音は変わらないという人は、こういうアンプを使ってるんだ。なるほど。

だが、不満点もある。高域の抜けの悪さか、空気感が無い。楽器のみ鳴っていて、雰囲気が無い。雰囲気というか気配のようなもの。低音も多分「ズン」が出ない。

要はナローなんだ。

旧式のナローの、能率の良いスピーカーには良いと思う。

しかし、DS-3000のような重いウーファーなどは鳴らせない。

私には合わないアンプなんだ。

じゃあ、なんで作った?

気が済んだ。

世には300Bを絶賛してる人が多い。出力は小さいが力がある。など、神話のような話。ほんとか?じゃあ作ってみよう。

もしかして、DS-3000を鳴らしちゃう?

いや、オーディオ専科で聴いた時も、こんな感じだった。あの時もスピーカーはDS-3000だった。

小さいスピーカーを小気味よく鳴らそう。

そう、高能率のSP-50なんかが良さそう。

 

少しハムが出る。バランサを調整して小さいところを探しても別の「ムー」というのが残る。

 

なぜ、マンラツ(8B ’59)、マツキントツシュ(MC75 ’61)は傍熱管にしたのか?

以降は低能率の近代スピーカーになることを予想してたのではないか?

 

そういう事なのか?そんな風に思う。

だとすると、DS-3000を鳴らすのに、直熱管シングルアンプではミスマッチ。

納得がいった。

 

あとで測定して見ようと思うが、出力が小さそうだ。

4Wほど?音量を上げるとクリップする。

まあ、ネットにある回路図を見てみると、プレート450Vなんてのもある。私のは360V。でも電流はそこそこ流れてんだよな。

不思議だわ。

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