analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

システムについて。

2018-02-07 00:30:06 | システム

次期のパワーアンプについて、考えている。このDS-3000を鳴らし切るアンプとは。今のEL34PPmonoでは物足りない。トランジスタなら?マークさんのアンプ?トランジスタのアンプは音色の肌触りという点で良いと思ったものは無い。

今考えてるのはEL34PPmonoのウルトラリニア。入力トランスはソフトンのトランスでレンジを伸ばす。しかし・・・

お隣の旦那さんが言っていた。「ソースはどんなんでも言い」と言ってアルッテクのA7を送信管211で鳴らしていた。いや、音は聴いてないが。やはりというか、スピーカーを鳴らし切る=ねじ伏せる のはスピーカーより格上のアンプか?そう思うと私も送信管でアンプを・・・などと考えてしまう。しかしあちらは低域を伸ばしていないいわば古典系のスピーカー。30Hz以下の「ズン」を出すのは無理っぽい。

低域と言えばLCRフォノイコⅡ型。デカップリングコンデンサを替えて思った。このフォノでは低域を伸ばすのは難しいと。原設計は確かハシモトのHL-20k-6だった。私が使ったのはタムラA-8713とアイエスオーNP-126。こいつらは何れも下は30Hzだったはず。今ちょっと調べたらハシモトのHL-20k-6は25kHzからだった。なんてこった。昔はこんな事考えないで真空管アンプを作っても問題は起きなかったのにな。

そういう訳でいまの真空管システムは低域特性に「難あり」だ。以前は中高音の為には低域は要らん、と思っていたがそれではだめだ。バランスを取らないと。もしかしたらマルチウェイにしたら簡単かもしれないなどと考えるが、今の私には送信管も使うことも含めてそんな気力は無い。今のシステムをどう仕上げるか、に集中したい。


そういう訳で、私の目を覚ますためにまたトランジスタのシステムを引っ張り出してきた。

思ってたほど低音の量感も伸びも感じられない。もしかしたら真空管アンプでもそこそこ良いとこまで行ってたのかもしれない。でもたまに聴こえる深い低音の凄みのようなものが有る。

スピーカーの間隔を広げてからはめてのBTLシステムだが、まあ、広い。真空管アンプのシステム程感動は無いが、それなりに良い。ただ、今聴いてるのは吹奏楽で、音場も狭いものと思っていた演奏だが、アンプも暖まってきたのかそれなりに聴ける。

アンプに迷ったときはこのシステムを聴く。


この記事を書いて、考えが纏まってきた。

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