analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

パワーのRg その4 鳴らす。

2024-07-14 00:01:36 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

パワーの初段12AX7のグリッド抵抗Rgを変えて測定してみた。

プリの5687の負荷をなるべく下げようとするとRgは2kだが、ちとやりすぎかと思う。

パワーのIPTが600:10kなので、センターを落として使うから2.5k+2.5kになるかなと思う。

これでプリの5687の負荷が7.8k程になるので良い感じと思う。

これで鳴らしてみた。

が、これはいまいちだった。

なんで?

低域が厚くピラミッドパランスなのだが、中高域が引っ込んでしまった。

これなら前の6kの時の方が良い。

 

ここでRgを3.5kにしてみた。

これがハマった。

音量がグッと上がり、ひろがりが出た。

位相逆か?と思ってスピーカーのケーブルを入替えたが間違ってなかった。

エネルギー感というよりは力強さが出た感じ。

なんか、化けた気がする。

 

何が良かったのか?

多分パワーのIPTだと思う。

それにCDプレーヤーのレンズも拭いたっけ。

これでパワーのIPTをタムラに戻して音量を稼ぎたいな、そうすれば初段を12AU7かY7にしてもう少し鮮度が良い音に出来るか?これはこれで残しておきたい気もするが?

 

20240702

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