ヨギーニのひとりごと

ヨガにありがとう。ヨガはふしぎ。ヨガは宇宙からの素敵な贈り物。

木を切るということ。

2014-04-15 21:47:33 | 草・木・花
川沿いは1年中で一番にぎやかな季節を迎えました。

満開の桜。

八分咲きのユキヤナギ。

足元ではつくしさんをはじめ、
さまざまな草たちが、
一生懸命背を伸ばしています。

冬の間、縮こまっていた体を、
待っていましたとばかりに、
気持ちよさそうに伸ばしています

うきうきした気持ちが伝わってきて、
私もついスキップしそうになります。

そんな中、胸がしぼんでしまう出来事がありました。


橋のそばに立っていた、
1本の大木が姿を消していたのです。

「なんだかいつもと違う…」

最初は気がつきませんでした。
でもすぐにわかりました。

夏の間、豊かに葉を茂らせ、
川沿いに緑の木陰を作っていた大木が、
大きな切り株に姿を変えていました。。。

しばらくの間、前を動けませんでした。
何度も見上げた大木。
話しかけた大木。

何て名前だったのかな?
調べておけばよかった。

写真を撮ったような気がする。
探しても見つかりませんでした。

何十年も川沿いでたくさんのことを見てきた大木。

どうして切られたのかな?

「明日切らせていただきます」と教えてもらったかな?

「申し訳ない」と謝ってもらったかな?

残された根は何を思っているんだろう?

いろんなことを考えました。
動揺していました。

でも他の木たちはいつもどおり。
いつもどおり落ち着いていました。


川沿いの桜には提灯が吊るされています。
にぎやかな季節はあともう少し続きます。



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