東京にいた最後の数年は、
レクイエムばかり聴いていました。
高校を卒業するまでピアノを習っていて、
ピアノの音色が大好きなので、
以前からクラシックは聴いていましたが、
交響曲より協奏曲。
そして歌にはほとんど興味がありませんでした。
なんか圧倒される感じがして、
好きになれずにいました。
ところがレクイエムは違いました。
最初はモーツァルト。
さらにフォーレ、ブラームス…
はまりました。
多くの作曲家がレクイエムを作曲しているんですね。
知りませんでした。
レクイエムには特別な力があります。
当然といえば当然ですが。
東京は何でもあって魅力的な街。
強力なパワーがあります。
いいパワーも悪いパワーも。
私は時々…というか頻繁に、
悪いパワーに影響されていました。
「何だか重い。気が滅入る」
そんな状態の時は、
家に帰ってレクイエムを聴きました。
レクイエムは心と体を浄化してくれました。
効果が高いのはモーツァルト。
聴いているうちに、
何かがほどけて楽になっていくのがわかりました。
本当によく聴いていました。
頼っていたのでしょうね。
今思えば、自分がしっかりしていなかっただけなのだと思います。
心身が統一されていれば、
どんなパワーにも振り回されなくなるはず。
新潟で暮らしてからは、
レクイエムの出番はほとんどなくなりました。
レクイエムと同じくらい好きなのはスティングです。
ポリス時代のものから好きですが、
年々よくなっている気がします。
近年のものは、
何と表現したらいいのでしょう。
レクイエムに匹敵するくらいの力があります。
力…といっても決して強いものではなく、
包み込むというものでもなく、
気がつくと私の中にいる感じ。
レクイエムもスティングも、
おそらく私の魂の波動に近いのでしょう。
共鳴するのだと思います。
「音楽は波動」と、
友人の音楽評論家さんは言います。
「そうそう」と思います。
「The Last Ship」
久々のオリジナルアルバムも、
期待以上の波動です~♪
スティングもYogiですよ☆