「花粉症の薬を変えたら、体中にじんましんができてしまいました…」と生徒さん。
たった1錠飲んだだけだそうです。。。
その後は以前の薬に戻し、プラスじんましんを抑える薬を服用中とのこと。
私は「じんましんの薬を飲むのは控えたほうがいいですよ。
それに、花粉症の薬も症状がひどいときだけにしませんか」
とお話させていただきました。
間違っているでしょうか?
お医者様が飲みなさいと言っているのだから、
そのとおりに飲み続けた方がいいと思いますか?
薬を変えたらじんましんが出たのは防御反応です。
体に馴染まない毒素を皮膚から排泄させようとしているのです。
ですから、別の薬で抑えたりしないで全部出せば治ります。
多少時間がかかるかもしれません。
かゆかったり、跡ができたり、不快な点はあると思いますが、
下手に抑えてしまうと、内在化して別の形で体に悪影響を与える可能性があります。
花粉症も同じです。
薬を使えば症状はなくなりますが、治るわけではありません。
逆に、薬を使い続ければずっと治らないと思います。
でも花粉症は治らないものではありませんよ。
20代の頃、ひどい症状に悩まされた私はほぼ完治。
今年はまったく症状が出ませんでした。
私たちの体には『自然治癒力』という素晴らしい力が備わっています。
遠い昔、科学も医療も医者も存在しなかった時代、
人間は動物と同じように免疫力や自然治癒力によって、
体を守り、生き抜いてきました。
多くの自然災害や、細菌などの外敵に打ち勝ち、
人類が生き延びてきたのはこうした力のおかげです。
でも、現代に生きる人たちは、
薬や医療、さらにサプリメントなどに頼り、
自分に備わっている偉大な力の存在を忘れてしまっています。
「丹田」をご存知ですよね。
おへその少し下にあり、全身の精気が集まる場所です。
ここを鍛え活性化させる(たがやす)と、
体内で「丹(長寿・不老不死の薬)」がつくり出されると言われています。
腹式呼吸もヨガのポーズも、
丹田に刺激を与え鍛えてくれます。
科学にも医学にもいい面はあるのでしょう。
でも、もう少し自分の力を信じてあげて欲しいと思います。
何ごともそうですが、信じれば応えてくれます。
「ありがとう、自然治癒力さん。今まで私を守ってくれて」
ときにはそう言って感謝しましょう。
あなたの体もきっと喜んでくれますよ~☆