ヨギーニのひとりごと

ヨガにありがとう。ヨガはふしぎ。ヨガは宇宙からの素敵な贈り物。

信じましょう。自然治癒力

2012-04-22 18:24:54 | 体のきもち


「花粉症の薬を変えたら、体中にじんましんができてしまいました…」と生徒さん。
たった1錠飲んだだけだそうです。。。
その後は以前の薬に戻し、プラスじんましんを抑える薬を服用中とのこと。

私は「じんましんの薬を飲むのは控えたほうがいいですよ。
それに、花粉症の薬も症状がひどいときだけにしませんか」
とお話させていただきました。

間違っているでしょうか?
お医者様が飲みなさいと言っているのだから、
そのとおりに飲み続けた方がいいと思いますか?

薬を変えたらじんましんが出たのは防御反応です。
体に馴染まない毒素を皮膚から排泄させようとしているのです。
ですから、別の薬で抑えたりしないで全部出せば治ります。

多少時間がかかるかもしれません。
かゆかったり、跡ができたり、不快な点はあると思いますが、
下手に抑えてしまうと、内在化して別の形で体に悪影響を与える可能性があります。

花粉症も同じです。
薬を使えば症状はなくなりますが、治るわけではありません。
逆に、薬を使い続ければずっと治らないと思います。
でも花粉症は治らないものではありませんよ。
20代の頃、ひどい症状に悩まされた私はほぼ完治。
今年はまったく症状が出ませんでした。

私たちの体には『自然治癒力』という素晴らしい力が備わっています。

遠い昔、科学も医療も医者も存在しなかった時代、
人間は動物と同じように免疫力や自然治癒力によって、
体を守り、生き抜いてきました。

多くの自然災害や、細菌などの外敵に打ち勝ち、
人類が生き延びてきたのはこうした力のおかげです。

でも、現代に生きる人たちは、
薬や医療、さらにサプリメントなどに頼り、
自分に備わっている偉大な力の存在を忘れてしまっています。

「丹田」をご存知ですよね。
おへその少し下にあり、全身の精気が集まる場所です。
ここを鍛え活性化させる(たがやす)と、
体内で「丹(長寿・不老不死の薬)」がつくり出されると言われています。

腹式呼吸もヨガのポーズも、
丹田に刺激を与え鍛えてくれます。

科学にも医学にもいい面はあるのでしょう。
でも、もう少し自分の力を信じてあげて欲しいと思います。
何ごともそうですが、信じれば応えてくれます。

「ありがとう、自然治癒力さん。今まで私を守ってくれて」

ときにはそう言って感謝しましょう。
あなたの体もきっと喜んでくれますよ~☆

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