ヨギーニのひとりごと

ヨガにありがとう。ヨガはふしぎ。ヨガは宇宙からの素敵な贈り物。

イチゴイチエ…イチゴイチエ…だけど…

2012-03-10 18:58:31 | イントラ話
卒業、入学、進学、入社、転勤…
春は出会いと別れの季節ですね~

この季節になると思い出すことがあります。
横浜のスポーツクラブで担当したクラスが、
3月いっぱいで打ち切りになったときのお話です。

インストラクターになって、初めて持たせていただいたクラス。
ベテランの先輩からの引き継ぎということもあり、
緊張と力み、経験不足、力不足…
1時間のレッスンを毎週必死でこなしていました。

それでも徐々にメンバーさんとコミュニケーションがとれるようになり、
「これからこれから…^^」と思っていた矢先の終了でした。

理由は経費削減。
10年以上前は、ヨガはスポーツクラブにとって未開拓な分野だったので、
レッスンを外部講師に頼っていました。
でも、それでは余計な経費がかかります。
そこでスタッフが見よう見まねでプログラムを修得し、
徐々に自力で行なうようになっていきました。

余談ですが、スタッフが足りないクラブでは、
ビデオレッスンのヨガクラスもありました…!!
新潟でもあるかしら~?

協会から打ち切りの連絡があったときはがっかりでした。
ずっと担当するんだと思い込んでいましたし。。。

「どんなレッスンも、一期一会と思って臨んでください!」
養成時代に聞いた教官の言葉が蘇りました。

                    

ついに最後のレッスンも終了。
出口でみなさんとご挨拶。
短い期間でしたし、あっさりした都会派のメンバーさんたちでしたので、
さらりとしたお別れでした。

でも、一人の男性が思いがけない言葉を口にしたのです。

30代半ばくらいの常連さん。
落ち着いたオーラで、
私よりよっぽどヨギっぽかったです…(^_^;

いつも一番早くスタジオに入り、
文庫本を読みながらレッスンを待っていらっしゃいました。

そのなかなか素敵な男性が、

『またどこかで☆』

と言ったのです。

「えっ?」

東京都と横浜市の人口を合わせると約1千200万人。
新潟は県全体で約240万人ですから5倍の数。
またどこかで会う確率はほぼゼロだと思います。
↑左脳で考えるとこうなります。

あれから何度目の春かしら。
あの言葉はこの胸にくっきり焼きついています。

「またどこかで」

素敵ですよね。
彼とはきっとまたどこかで出会うのでしょう。
そして、この世界で出会った方々とは、
必ずふたたび出会うのだと思います☆☆☆
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