今朝方、例の、市長のイタイ発言に関わる記事がyahooニュースのトップに上がっていたそうで。
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もうね、恥ずかしくて、しかたがない。。。
某・元県議会議員氏の時もそうでしたが、こんな話で西宮市の名前が出てくるとか哀しすぎる。。。
と、そんなことを嘆いていても仕方がないので、気を取り直して本題、一般質問のご報告の続きです。
前回ブログでは、市長の選挙時の公約を踏まえての私からの質問をあげたので、今回は、それに対する先方の答弁です。
長くて申し訳ないのですが、さらっとご覧下さい。
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【市長答弁】
技能労務職員が従事する業務のあり方につきましては、まず直営で行うことの必要性があるかどうか、直営より効率的な事業手法がないのかを検討し、見直し作業を進めております。
この検討にあたっては、各業務を遂行していくうえで、市民の皆さまに継続して安定した行政サービスを提供していくことを基本に据え、運営経費の抑制の観点も検討していかなければならないと考えております。
また市としましては、業務運営を直営から民間に委ねたとしても、すべての市民サービスにおいて責任を持って提供していく使命があり、適正で安定したサービス提供のため、受託業者に対するチェックや指導等を行う責務が生じてまいります。
ゆえに、市自らがそれぞれの業務におけるチェック能力の確保やスキルの維持、ノウハウの蓄積等一定の、いわゆる内製化の観点や、偽装請負などの法的な課題をクリアにするための対応についても検討する必要があると考えております。
このような観点に基づき各業務の運営を検討する中で、一定の直営が必要であると判断した業務については、必要最小限の態勢で安定的に継続運営するために必要な職員採用計画は立てていかなければならないものと考えております。
これまで庁内においてこれらの手順を経て検討を行ってまいりましたが、ごみ収集業務はその規模が大きいことから先行して論議を行った結果、先ほど申しました観点と災害や受託業者の倒産など不測の事態への臨機な対応が必要であることなどを考慮したうえで、一定規模の直営が必要と判断し、その旨の表明をさせていただいたところです。
その他の技能労務職員の業務についても同様の手順で作業を行っておりますが、今後はこれらの業務に留まらず、広く事業全般で効率的な業務体制についてさらに検討するなど、人件費の抑制につきましては、業務執行体制及び給与制度の両面から取り組んでまいりたいと考えております。
過去の私が批判した前市長時代の採用は、こうした合理的な分析がじゅうぶんにおこなわれたとはいえないものでした。
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・直営でおこなう必然性があるか確認すること
・直営より効率的な事業手法がないか確認すること
・直営でおこなうべき最低限の範囲を合理的に規定すること
・その範囲が「最低限」である、というロジックが立つことを整理すること
・その「最低限」の部分の業務を継続的に運営するために必要な採用計画を立てること
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こうした分析がおこなわれていないのであれば、その採用は必然性が疑われて当然のモノです。
いっぽうで、今回はこのような分析をじゅうぶんにおこなったうえでの採用計画であり、前市長時代のものとは考え方が異なるものです。
一切の技能労務職の採用をすべきでない、というならば、職員の高年齢化と退職減によって、直営で運営すべきと合理的に判断した部分について、運営できなくなり、ひいては行政サービスの安定運営を補償できなくなってしまいます。
じゅうぶんな分析をおこなったうえでの採用計画であり、西宮の市民生活の安定のために必要な採用計画でありますので、ご理解いただきたいと思います。
また、給与制度の見直しについては、まず、現在の技能労務職給料表は、行政職給料表からの分離時に設定した激変緩和措置期間中ですが、これが終了する平成31年度に併せて、情勢適応の原則を踏まえて進めてまいります。
またその他の職種については、 現在平均2%の給料カットを行い、水準の是正をしておりますが、 来年度の導入を目指してメリハリのある行政職給料表への移行に取り組んでいるところであり、これに併せて給料表の水準是正を図ることとしております。
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【環境局長答弁】
ごみ収集業務における乗車体制についてですが、先日の福井議員の一般質問でも答弁いたしまたように、直営で収集している地域は、委託地域に比べて、人口、ごみステーションが密集しており、ごみ排出量が多く交通量も多い地域でございます。
仮に、このような地域で2名乗車により収集作業を行った場合には、ごみステーションごとに、運転手も降車して積み込み作業を行うことになるため、周囲の交通状況に瞬時に対応できないほか、作業効率の低下も招くことになります。 また、運転手が降車しない場合には、作業員1人に積み込み作業をさせることになり、過度な負担をかけ作業効率も低下するほか、収集車の回転盤に巻き込まれる事故等が発生した際に、素早く対処できなくなるなど労働安全面に問題が生じます。
そのようなことから、直営による定日収集は、3名乗車を基本に行うこととしております。
しかしながら、コスト削減を図るため、現在、作業員2名のうち1名は臨時職員が従事しており、また、事前に収集品目が把握でき、予め交通状況に配慮した収集ルートを組むことができる粗大ごみ収集については、2名乗車を基本にして収集の効率化を図っております。
今後も引き続き、ごみステーション数や排出量など収集地域の状況に応じた適正な人員及び車両配備に努め、さらなる収集業務の効率化を図ってまいります。
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てな感じです。
で、ここで述べられた内容に対する、私の反論は次回ブログでご紹介の予定なのですが、その前にちょっとだけ。
そもそも、こういう「前市長の時のはダメ!でも自分のは同じことやってるように見えても全然違うし、OK!」みたいな話ってなんなんですかね。
率直に言って、私には両者のなにが違うのか、さっぱり分からんのですが。。
そういや前にも、都市型観光について、同じような話があったよな。。。
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【ご参考】
「前のは市外向け!今のは市内向け!!だから全然違う!!!」とか言われても・・・@2016年3月のブログ
というわけで今日のブログはここまでで。
次回ブログでは、徹底的に先方の主張をたたきつぶしてまいります。
乞う・ご期待。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。