西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

共働きや母子・父子家庭が増える中、学校の活動のあり方には見直すべき余地がたくさんあると思うのです。

2016-06-16 12:30:59 | すべての人にやさしいまちを実現するために

まずは議員生活約12年で初の一般質問×オーラスの証拠画像。
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ね、最後の最後でしょ?

で、私、今回の一般質問で取り上げるべく、並行して複数のネタを調査・調整していたのですよ。
ところが、どうしてもガッツリやりたいネタが複数出てきちゃったんですよね。
なもので「準備万端整った!」状態にも関わらず、泣く泣くお蔵入りとした話がいくつか出てきてしまいまして。
例えば、これなんか、そうなんですけどね。
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「なんで毎年、同じものを書いてださんとアカンのよ。。。」←という話、ちょっとずつ正していきます!@2016年5月のブログ

で、せっかく、ここまで進めてきたにも関わらず、このまましまい込んでしまうのも、なんだかな~...な感じなので、この機会に、ご紹介など。
それでは、ご覧下さい。
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現在、市は西宮市立青少年育成センター条例施行規則に基づき、西宮市青少年補導委員(以下、補導委員と呼びます)を委嘱し、月4回・一回あたり概ね1時間30分の街頭補導活動実施を義務付けています。
補導委員の構成は市立小・中学校のPTA会員から小学校区ごとにそれぞれ1名、民生委員・児童委員から小学校区ごとに1名、地区青少年愛護協議会委員から小学校区ごとに1名、公立高等学校PTA及び育友会会員から各校2名となっています。

さて補導委員が行う補導活動は、条例施行規則では「補導を中心とした非行化防止活動を推進するため」実施するものとされています。
また、こうした趣旨のもと、地域の状況を良く知る各校PTAあるいは民生・児童委員や青愛協から、補導委員を委嘱していることも一定理解できるところです。
もちろん、こうした活動の意義自体を否定するつもりはありません。
しかしながら月4回、すなわち毎週1回、一回当たり約1時間30分の街頭補導活動は保護者にとって、たいへん負担が大きいと思います。
また高校PTAにおいては複数志願制が導入されたことに加え、選択可能な学区も拡大されたことから地域性が著しく薄まってきています。
総合選抜制度の時代とは異なり、「この高校に通っているのは、概ね、この地域の生徒」という区分がなくなっていることを考えると、「公立高等学校PTA及び育友会会員から各校2名」の青少年補導委員を委嘱していることは実情に合わないように思います。
実際、昨年、県立西宮高校を除く市内公立高校のPTA役員、各校二名・計16名が来庁して担当部署と面談し、高校のPTA役員の青少年補導委員への委嘱を見直すよう要望したと聞いています。
また小中高いずれのPTA活動においても、この街頭補導活動が、大きな負担になっているとも聞いています。
それでは以上の内容を踏まえて二点、質問します。

1) 各校PTA、青愛協、民生児童委員にアンケートを実施するなどして街頭補導活動に対する意見を集めるとともに、集まった意見を基に、活動の在り方を検証するべきと考えるが、どうか?
2) 今後、公立高校の地域性が一層薄れていく中、街頭補導活動に高校PTA役員が参加することは妥当性を欠く面もあると思われる。高校PTA役員の街頭補導活動への参加の在り方について改めて、検討するべきと考えるが、どうか?

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で、こういう感じの質問をすることを前提に調整を進めた結果、
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●7月頃にアンケートを実施する
●アンケート結果を踏まえて、活動のあり方について検討する
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という答弁を頂ける感じになっていたんですよ。
ところが、ここまで述べてきた通り、どうも時間的に、この内容を一般質問で取り上げるのは厳しいな、と。
というわけで、改めて当局方と協議したところ、「答弁で触れているアンケート&その結果を踏まえての検討は、質問から取り下げても、ちゃんとやります!」という確約を頂くことができました。
なら、ま、取り下げてもいいか、と。

で、私、この内容も含めて最近、色々と思うところがありまして。
西宮市における保育需要率(就学前児童に占める保育所を希望する方の割合)は、以下の通り、大幅に増え続けています。
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これって、要は昔と比べて、いわゆる共働き世帯・単身親世帯が増えているということだと思うんですよ。
でも一方で、多くの学校の考え方の根底には、昔ながらの「夫婦は二人揃っていて、奥さんは専業主婦!」という形がある気がして、仕方がないんですよね。
今回ブログで取り上げた話も含めたPTA活動全般とか、最近このブログで取り上げた家庭訪問の話なんかが典型的な例なんですけど。
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最大の目的って、どこなのよ???←というわけで、家庭訪問について考えてみる。@2016年5月のブログ

勿論、色々な意見があるのは、私なりに理解しています。
でもね、この形って、本当に永続可能なんやろか???と。
就学前児童の段階でさえ、これだけ保育需要率が高いことを考えるなら、学校段階まで行くと、尚のこと...と思えてくるわけで。
しかも今後、ますます上がっていく可能性が高いんやし。
ここらへん、改めて、色々と考えていくべきだと思うんですよね。

というわけで、こうして点についても、今後、色々と指摘・提案していきたいと思っています。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。