本日付・神戸新聞(他、新聞各紙)に掲載の記事。
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阪神・淡路大震災の特例解消へ 議員任期に「空白」
ざっくり言いますと、
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●阪神淡路大震災以降、選挙日と任期にずれが生じている、いわゆる「任期ずれ」問題を解消するため
●西宮・神戸・芦屋の三市が連絡会を設置した
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という話ですね。
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【ご参考】せっかく議運の長という重い役を頂いたんですもの、足跡残すべく頑張ります!@2015年9月のブログ
なんにせよ、この問題、いよいよズレの解消に向け、環境が整ってきていることを強く感じています。
是非とも一定の決着を付けるべく、頑張っていかねばですね。
さて本題、一般質問×未収金回収の話の続きです。
しばらく続けてきた、このお話も今日でラスト。
ではでは早速、はじめます。
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【質問③】
強制徴収公債権、非強制徴収公債権・私債権のそれぞれにおいて、より効率的な滞納整理のための取組を整理し、督促の時期・手法等を可能な範囲で統一するべきと考えるが、どうか?
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【答弁③】
滞納整理事務は、事務処理の基本的な流れが比較的はっきりしていることから、市税・国民健康保険料・市営住宅等使用料が収納対策に効果を挙げていることを踏まえ、これらを参考にしながら、収納対策本部において標準的な債権管理事務の作成に着手いたします。
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【要望③】「市税・国民健康保険料・市営住宅等使用料が収納対策に効果を挙げていることを踏まえ、これらを参考にしながら、収納対策本部において標準的な債権管理事務の作成に着手いたします」というご答弁でした。
こちらも高く評価したいと思います。
私は、滞納整理担当者への座学研修などではなく、こうした手法の整理・統一、人員体制の整備・充実等、滞納整理を進めるために必要な課題を整理し、その解決・改善に取り組むことこそが本来、収納対策本部が果たすべき役割だと思っています。
ご答弁頂いたとおりの取組を全庁あげて、しっかりと進めて頂きたい。
要望します。
【質問④】
より効率的・効果的な滞納整理手法・時期を整理・導入した上で、将来的には全庁統一で悪質滞納者に対応する債権回収専門の部署を創設するべきと考えるが、どうか?
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【答弁④】
現在の収納対策が一定の効果をあげていること、各所管の体制を強化し、事務改善を行うことにより、現行組織においても、より効果的な滞納整理が見込まれることなどを踏まえると、現時点では、債権回収専門の部署を創設する時期ではないと考えております。
しかしながら各所管における事務改善、所管ごとに異なる徴収システムの統一、債権を一元管理した際の事務の範囲などの諸課題を解決していく中で、議員ご指摘の将来的な債権回収専門の部署の設立については、未収金の縮減の手法の一つとして、調査・研究してまいります。
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【要望④】
もう一度、↓資料①をご覧ください。↓
私は現在の本市の未収金整理において一番問題なのは、強制徴収公債権では差押、非強制徴収公債権・私債権では法的措置という、悪質な滞納者に執られるべき手段が現実には全く講じられていない部署が多数存在するという点だと思っています。
繰り返しになりますが、約110億6500万円という巨額の未収金は将来、徴収できなかった場合、市財政に巨大な負の影響を及ぼします。
また、きちんと納めて下さっている市民の皆様との公平性・平等性という面からも、巨額の未収金が存在する現状には大きな問題があります。
ご答弁にありました通り、まずは「各所管の体制を強化し事務改善を行うことにより、現行組織においても、より効果的な滞納整理」を行うことができるようにして頂きたい。
資料①で言うなら、最低限、全ての所管の一番下が赤色に塗られている状態まで早期に持っていって頂きたい。
その上で、「将来的な債権回収専門の部署の設立については、未収金の縮減の手法の一つとして、調査・研究して」頂きたい。
要望します。
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要するに、ちゃんとやるべきことをやらにゃならん!という、ごくごく当たり前の話に尽きると思うんですよね、これ。
そして、それがきちんとできれば(もちろん、そのために必要な人員体制がきちんと整備されることも含めての話です)。
西宮市の未収金回収は、より効率的・効果的な形で進められるようになると思うのですよ。
というわけで、今後もしっかり進捗を見守ってまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。
【追記】
ブログ更新後、URの件に関して議長声明が発表されたので、あわせて広報しておきます。
ちなみに「URの件ってなに???」については、私の先日のブログ、 → 未収金整理を推進するためには、人員・体制を整えることも重要です。+1 ←の「ところで話は変わりますが」以降をご参照下さい。
なお議長声明は以下の通りです。
取り急ぎのご報告と言うことで。
それでは失礼いたします。