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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

262億円では、おさまりません。

2014-03-26 17:56:59 | 市政全般に関連すること

なんやかんやと立て込んできた、今日この頃。
いかにも選挙!って感じになってきました。
ますます頑張らないと。

さて本題、またまたアサヒビール工場跡地の話です。
今日は土地取得を含めた、事業推進に必要な費用について。
先に結論を言っておくと「市は総事業費を262億円と言っていますが、絶対もっと、かかるはず!」という話です。

昨年10月に示された「西宮市新病院基本計画」によると、アサヒビール工場跡地計画の中心である市立病院にかかる費用は
●用地費 18.1億円
●建設費 72.8億円
●機器等 30.7億円
●合計  121.6億円
となっています。
当然、全費用の半分以上を占める建設費の動向が、事業費全体の動向の大きなカギを握るわけで。

ところで、この建設費、
●病床1床当たり80㎡
●病床数は257床
●建設単価は㎡当たり30万円
という条件で計算されています。
なので正味の建設費は
80㎡×257床×30万円=61億6800万円!
というのが、市の見積もりです。
ところが、この根拠が甚だ???な感じなのです。
(上にあげた「建設費72.8億円」は設計・盛土などを含む費用。)

2010年1月に総務省が発表した「公立病院経営改善事例集」によると、1999年度から2008年度までに供用を開始した238自治体病院の建築単価は以下の通り。
●全体の平均は40.4万円/㎡
●建築単価30万円~50万円の病院が7割近くを占める
  →20万円/㎡~30万円/㎡が33病院(全体の13.9%)
  →30万円/㎡~40万円/㎡が87病院(全体の36.5%)
  →40万円/㎡~50万円/㎡が74病院(全体の31.1%)
  →50万円/㎡~60万円/㎡が24病院(全体の10.1%)
ここだけ見ても、「㎡当たり建築単価は30万円」という市の見積もりは、かなり厳しいように感じます。
そもそも大型公共工事にかかる費用ってのは、当初予想から、どんどん膨らむのが相場ですし。
おまけに、今回の試算は「事業推進ありき!」で出されたものですし。

しかも、資料の基となった時期とは大きく異なる点があります。
それは東日本大震災後の復興需要増に伴う材料費・人件費の高騰等の理由から、建設工事費の相場が大きく上昇している、というところ。
実際、最近は自治体の示した予定価格内で落札する建設業者が現れず、発注ができない↓入札不調がニュースになる機会↓も増えています。
特集の内容をテキストと画像でチェックできます


また今後についても、東京オリンピック・パラリンピックに伴う需要の増大から建設工事費は高止まり、もしくは上昇傾向にあるといわれています。
・・・こんな状況の中で、ほんまに市が言ってるような事業費で抑えられるんかいな???
実際、委員会で、この点について質疑したところ「建設にかかる費用が膨らむことは私たちも危惧している」的な答弁が返ってくる状態でして。

・・・どう考えても262億円では、おさまらんと思うねんけどなあ。。。
ということも含めて、なんとか、この事業止めねば!ですね。

というわけで、今日はこれまで。
それでは失礼いたします。