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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告@子育て支援について ②

2013-08-09 13:12:58 | すべての人にやさしいまちを実現するために

なんだか、また、ブログへの訪問者数が跳ね上がってますね。。。
多くの方に見ていただけるのはありがたいことですが、
先だっての保育所話とかを考えると、
手放しで喜んでいいものやら、どうなのやら。
また知らんところで、変な騒ぎになってるんちゃうやろな。。。
と不安になったりもしつつ。

ま、分からんもんは考えてても仕方がないですね。
というわけで、気を取り直して、一般質問の続きなど。
本日は
「待機児童解消に貢献すると思われる具体的な施策について、
 市の考え方を正す」
という趣旨に基づいての質問部分です。
それでは、どうぞ。

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まず保育所・保育ルームの開設に関する規制についてです。
市は保育所・保育ルームの増設を中心に
待機児童解消に取り組んできました。
この施策の更なる推進のためには
保育所・保育ルームの開設要件緩和が効果的です。

西宮市に先立って「待機児童0」を発表した横浜市では、
株式会社立の保育所を認めたことが
待機児童解消に大きく貢献したとされています。
本市も横浜市同様、株式会社立の保育所を認めており、
複数企業の打診を受けています。
しかしながら現実には株式会社立の保育所は存在しません。
その理由の一つとして、西宮市が国や横浜市と異なり、
保育所敷地内への園庭設置を義務づけている点が挙げられます。
この条件は新規保育所を開設する際の大きなハードルとなっています。

市は厳しい待機児童の状況を踏まえ、2010年度に
0~2歳児を対象とする保育所から園庭設置義務を外しました。
これによって阪神香櫨園駅間近に園庭のない保育所分園が設置され、
地域の待機児童解消に大きな役割を果たしています。
園庭の設置義務を外すことは、
保育所で多くの時間を過ごす子供たちの環境という観点からは
賛否両論ある施策です。
しかし市は既に条例上、0から2歳児を対象とする保育所には
園庭の設置義務がないことを明記しています。
今後、0から2歳児のみを対象とし、園庭を持たない保育所が
本園としての開設を求めた場合、
認可することには一定の合理性があると思われます。

また保育ルームについては「運営者を個人事業主に限定する」規制が
大きなハードルとなっています。
近隣では、神戸市が法人・NPO法人を保育ルームの運営者として
認めており、西宮市も同様に運営者の範囲を拡大することで、
保育ルームの整備が促進される可能性があります。

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ここらへん、今回の市政報告には全く書けていない部分なんですよ。
あまりにも細かすぎる話ということもありまして。
でも、やれば確実に効果がある話だと思うんですよね。
というわけで、まだまだ続きますが、今日は、このへんで。
それでは失礼いたします。