十日戎ですね。
えべっさん周辺が普段と比べて、むやみと混雑しているような。
ところで商売繁盛がらみで言いますと。
現下の円安進行等について
「期待先行」と言ってるメディアも多いようですが、
そもそも期待がなけりゃ、経済状況が好転することなんかないわけで。
先のことは分かりませんが、
期待を持ちながら十日戎を迎えることができるというだけでも
近年まれに見ることだと思うのですよ。
あとは、このまま実体経済に反映されることを強く願いつつ。
さて宣言どおり一般質問の続きです。
早速どうぞ。
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【質問③】
再発防止のため、今後どのような対応を取ろうと考えているのか?
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【答弁③】
今後の対応策につきましては、
適切な調理業務が執行出来るように、
保育所事業課、保育所長、管理栄養士、調理員により、
現在の給食業務マニュアルの抜本的な見直しを行い、
二度とこのような事態が起こらないよう、
所属長・保育所長による厳格なチェック体制を盛り込んだ
マニュアルの遵守を徹底してまいります。
また、管理職による現場監査や管理栄養士による
抜き打ちの現場確認を適宜実施するなど、
調理業務の適正化を図るとともに
子ども中心の保育所運営が行えるよう
職員の意識改革を図ってまいります。
この意識改革につきましては、
まず、アンケートを行うなど現状を把握するとともに、
職員間で問題点の共有化を図り、
全職員が一丸となって改革に取り組むという
意識付けから取り組んでまいります。
こうした取り組みを続ける中で、
非正規を含むすべての職員の声を吸い上げるしくみを検討するなど、
開かれた職場風土作りに努めてまいります。
これまで、給食問題については、
保育所長・栄養士・調理員をメンバーとする献立検討委員会や、
業務改善や食育推進などの検討会を設け、
給食の質の向上に努めてまいりました。
また、調理員に対する、
公務員倫理や保育所におけるアレルギー対応の研修を行い、
調理員の資質の向上に努めているところでございますが、
さらに、第三者を交えた給食問題の改善を検討する場を設け、
給食調理業務全般の点検と見直しを行い、
今年度中に結果をとりまとめたいと考えています。
↓
【要望③】
とりわけ重要なのは答弁にあった通り、
「子ども中心の保育所運営が行えるよう職員の意識改革を図って」
いくことです。
現状をしっかり把握し、課題を抽出し、問題を解決するため、
あるいは現状を改善するための具体的対策を積み重ねていく。
こうしたことを地道に繰り返していく以外に、
現状を正す方策はありません。
ご答弁で、複数の対応策を示して頂きました。
その内容を徹底して実施して頂きたい。
併せて、新たな問題が明らかになった場合には、
その問題にも積極的に取り組んで頂きたい。
言うまでもないことですが、
「保育所の子供達のことを最優先に考えて」
日々の業務に励んでいる方もいらっしゃることと思います。
そうした方々にとって、やりがいがある仕事環境とすることが重要です。
皆が、そうした気持ちで働くことができる職場へと改めて頂きたい。
要望します。
その上で一点、指摘しておきます。
「これまで、給食問題については、
保育所長・栄養士・調理員をメンバーとする献立検討委員会や、
業務改善や食育推進などの検討会を設け、
給食の質の向上に務めてまいりました。
また、調理員に対する、公務員倫理や
保育所におけるアレルギー対応の研修を行い、
調理員の資質の向上に務めているところでございます」
という答弁がありました。
色々やって頂いているのは結構なことだと思います。
が、これは逆に言うと、
これまでの通り一遍の対応では何も改善できなかったし、
問題を吸い上げることもできなかったということの証明でもあります。
その点を肝に銘じ、うわべや格好だけでない、
中身を伴った改善策を実施して頂きたい。
重ねて、要望しておきます。
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ところで、この話について昨年末に東京新聞・中日新聞にも
記事を掲載して頂きました。
先方の記者さんが、わざわざ記事を送ってくださったので、
併せて掲載しておきます。
よろしければご覧ください。
「残った給食どうする」論争@東京新聞&中日新聞20121219
というわけで、今日は、これにて失礼いたします。