本日、同じ会派の若手議員3名+他会派の先輩議員1名で、
日帰り視察@三重県議会に行ってきました。
近鉄特急に乗ったのって、ひょっとしたら、生まれて初めてではなかろうかと。
私は個人的には、視察は、あまり好きではありません。
大概のことは、関連する本を読めば、より整理された形で知識を得ることができますし、
往々にして、(もちろん、よい本を読めばという前提つきではありますが、)
その方が、より重要なポイントを、的確に、つかめるように思うからです。
スポーツ観戦するのでも、純粋に、観戦したいだけであればテレビを見てるのが、一番、
分かりやすいですよね。
でも、一方で、いくらテレビ観戦が充実していたとしても。
ライブの充実感という意味では、会場観戦には、到底、かないません。
三重県議会は、日本で、最も議会改革が進んでいる自治体の一つです。
今日は、四日市市議(こちらも議会改革の先進市として知られています)を経て、
現在、三重県議として活躍されている水谷議員、また、県議会事務局の方からも、
いろいろと有意義なお話を聞くことができました。
結論から言うと、実際に議会改革に取り組み、もっとも先進的な事例として
全国に紹介されるような成果を出してきたようなところの方々の話というのは、
やはり本を読んで得るものとは違うものがあるなと。
これこそ、ライブ感ですね。
思いっきり端折った形ではありますが。
個人的には、
「二元代表性は首長(行政)と議会からなる。
但し、議会が首長と対等に渡り合うためには、「議員個人」ではなく「議会全体」として
対峙することが重要。」
「改革を効果的に進めるためには、
・なにをいつまでにやるのか、というスケジュールの明示
・議論内容の徹底的な広報
・↑ここらへん↑が多くの方にとって見えやすい仕組みづくりと積極的な広報
が重要」
といった辺りに、大いに感銘するところがあり。
当然といえば、それまでの話かもしれませんが、
「ほな、ここらへんを、具体的に西宮市議会に反映していくためには、
どうゆう風にしていったら、ええんやろか???」
といった辺りで、いろいろと考えさせられるところがあり、また、大いに
参考になる考えをお聞かせいただくことができました。
忙しいお時間の中、このような時間を頂いたことに、この場を借りて、
心から感謝申し上げます。
西宮市議会におきましても、6月議会において設立が決まった
「議会改革特別委員会」の第一回が、ついに、先週開催されました。
議長選もそうでしたが、こういった課題に対する、公開された形での取り組みが
進められていくことは、本当に、喜ばしいことだと考えています。
あとは、この委員会での議論を経て、きちんとした答えを出し、有意義な実践に
結びつけることこそが重要ですね。
三重県や四日市市でできたことが、西宮市にはできない理由など、
どこにもありません。
微力ではありますが。
有意義な結論に結びつけることができるよう、この議会改革話、
精一杯、取り組んでまいります。