https://www.strathfield.nsw.gov.au/news-and-events/media/media-releases-2015/statement-regarding-proposed-comfort-women-statue
日本ではいかにも日本の勝利と報道されているのだが、自分は少々違うように感じる。つまり、もともと彼らが訴えた内容がルールにそぐわないという理由で却下された。反面、ここで抗議している日本人グループとは日本国籍保持者。まさに自国民による影響は不明なままだ。もし、政権が野党だったら結果は違っていたのかもしれない。
韓国や中国の国籍保持者は選挙権も欲している。だが、これはなかなか受け入れてもらえる要求ではない。必要なら帰化すればいいのだ。問題は帰化するための条件がなかなか厳しい点なんだろう。オーストラリア国民はすでにオーストラリアで生まれ、育った国民の数は減ってきていて、他国からの移民が増えているらしい。特に中国とイスラム圏からの移民だ。イスラム圏からの移民が増加したのはボートに乗ってやってくる数が多いからだ。今ではオーストラリア以外の土地で収容され、難民申請の結果を待つ。だが、難民と認定されてもオーストラリアで受けることはない。当然だ。彼らのおかげで、難民申請を急いで受けないといけなような人や子供が後回しにされるからだ。おまけに彼らはボートに乗るために800万円近い金を払っている。中には貴金属なども持ち込んだり、財産は他国の銀行に預けているような人もいる。中国からの移民は、金さえあれば永住権も取れるので人気だ。この富豪たちの持っている財産の額が日本ではおめにかかれないぐらいの額だ。先日も約70億円相当の住宅(城に近い)を現金で購入と記事になった。この国の法律では、外国人は、投資のためになら新規住宅の購入のみ、自らが住むなら中古住宅でも購入できる。ところが投資のために中古住宅を購入した人たちが政府からの勧告で即刻うるように言われているが、なかなか売れない。なにせ、住宅本来の価値を無視するような額で購入しているからだ。
オーストラリアにはThe Shrine of Remembranceと呼ばれるANZACで亡くなった兵士を弔う施設がある。ANZAC とは毎年4月25日、第一次世界大戦のガリポリの戦いで勇敢に戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵たちと、当時国の為に尽力した人々のために追悼を行う。日本人は知っているのだろうか。第二次世界大戦は敵国として日豪が対立した。しかし、第一次世界大戦は日本がオーストラリア軍(当時は英国軍)の海上護衛をやった。だからトルコとともに日本海軍に対してはやや見方が違う。ただし、当時は英国海軍ということを忘れると痛い目を見る。大半のオーストラリア人は第二次世界大戦における捕虜虐待を今でも憎んでいる。だから米国で当時の捕虜たちへの謝罪は、興味を持って受け止めている。もう一つはオーストラリアにおけるアボリジニと呼ばれる先住民族だ。第二次世界大戦では彼らは日本軍との陸上戦では大活躍した。本来ならこれを褒めるためにもっと第二次世界大戦に注目してもいいように思えるのだが、盛り上がりはない。
ニュージランドの先住民族はラグビーなどの試合前で有名なハカを踊るマオリ族で、ポリネシアン系。ハワイも日本人もポリネシアン系。誰も指摘しないが、ポリネシアン文化は、クジラを特別に見ている点。日本は本当にクジラを捕獲して食べたり、ヒゲを利用しないといけないのだろうか、と意見も言えないのがおかしな点だ。
だが、名誉のためには戦うという思考はポリネシアン系の共通価値観。そこに大陸からの文化が入ってきて、融合したのが現在の日本文化と言われている。こういった先住民族が西洋の国から植民地として収められ、人権など無視され扱われていた。オーストラリアの先住民たちは世界でも最古といわれる人たちで、独特の文化を持っている。日本人が共通する価値観としては自然を神として崇拝している点だと思う。近い場所でありながら、国交をしてないから、まったく民族も違うし、価値観も文化も違う。彼らは日本という国に対しては、あまりいい印象がない。それは日本がアジアを侵略して植民地化したからだそうだ。もちろん、元日英同盟という点もある。それぐらいに英国への憎しみや恨みは深い。反面、若い世代は日本といえば、アニメ、漫画やゲーム。日本にいっても差別は受けない、と評判はいい。なにせ、日本語のレベルは高いので、日本に行って、就職する人も多い。唯一の違いは地震に対する政府の対策と言っていた。日本はしょちゅう地震があるので、テレビなどで即ニュースになるし、避難訓練とか徹底している。こういった行動が人の命を危険から守るんだろう、と。
これを見習って、避難訓練もやったらしい。オーストラリアは毎年必ず火事の避難訓練が義務付けられる。地震はなかったが、最近、クイーンズランド近郊で大きな地震が数回あった。おかげで高層ビルの耐震構造、津波への感心が高まっているらしい。なにせ震度3ぐらいでも崩れるような高いビルとかいっぱいあるので、地震がきたら大丈夫とは言えない。ニュージランドはすでに建築物に対しての地震対策を法的に整備した。こういった対応の早さは日本もみならいたい、と感心する。
こういった現実の変化に対して、移民たちは関与しない。帰化してなくても意見を述べる機会はいくらでもある。その例がこの慰安婦像設置だ。これを危険と封印するか、民どうしが意見を述べて、民に判断を仰ぐのか。
どちらが本当に民のための行政か、考えるのにはいい機会だったと思う。ちなみに現地ではほとんどニュースにもならない。設置場所の駅は東京駅以上に広く、そんなところに銅像の一つや二つたったところで何が変わるという訳じゃない。だから日本人側の抗議行動にすら「過敏だ」という批判も多い。ここでは日本人も外国人。
もともと中国韓国によるコミュニティーが政治への干渉も多いので、多くのオーストラリア人はあまりいい感情はない。そこに日本人がやってきて抗議活動をやるとなれば、静かな町は一転する。だからカウンタ行動計画的にかつ注意してやらないと双方とも受けるダメージは大きい。
日本ではいかにも日本の勝利と報道されているのだが、自分は少々違うように感じる。つまり、もともと彼らが訴えた内容がルールにそぐわないという理由で却下された。反面、ここで抗議している日本人グループとは日本国籍保持者。まさに自国民による影響は不明なままだ。もし、政権が野党だったら結果は違っていたのかもしれない。
韓国や中国の国籍保持者は選挙権も欲している。だが、これはなかなか受け入れてもらえる要求ではない。必要なら帰化すればいいのだ。問題は帰化するための条件がなかなか厳しい点なんだろう。オーストラリア国民はすでにオーストラリアで生まれ、育った国民の数は減ってきていて、他国からの移民が増えているらしい。特に中国とイスラム圏からの移民だ。イスラム圏からの移民が増加したのはボートに乗ってやってくる数が多いからだ。今ではオーストラリア以外の土地で収容され、難民申請の結果を待つ。だが、難民と認定されてもオーストラリアで受けることはない。当然だ。彼らのおかげで、難民申請を急いで受けないといけなような人や子供が後回しにされるからだ。おまけに彼らはボートに乗るために800万円近い金を払っている。中には貴金属なども持ち込んだり、財産は他国の銀行に預けているような人もいる。中国からの移民は、金さえあれば永住権も取れるので人気だ。この富豪たちの持っている財産の額が日本ではおめにかかれないぐらいの額だ。先日も約70億円相当の住宅(城に近い)を現金で購入と記事になった。この国の法律では、外国人は、投資のためになら新規住宅の購入のみ、自らが住むなら中古住宅でも購入できる。ところが投資のために中古住宅を購入した人たちが政府からの勧告で即刻うるように言われているが、なかなか売れない。なにせ、住宅本来の価値を無視するような額で購入しているからだ。
オーストラリアにはThe Shrine of Remembranceと呼ばれるANZACで亡くなった兵士を弔う施設がある。ANZAC とは毎年4月25日、第一次世界大戦のガリポリの戦いで勇敢に戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵たちと、当時国の為に尽力した人々のために追悼を行う。日本人は知っているのだろうか。第二次世界大戦は敵国として日豪が対立した。しかし、第一次世界大戦は日本がオーストラリア軍(当時は英国軍)の海上護衛をやった。だからトルコとともに日本海軍に対してはやや見方が違う。ただし、当時は英国海軍ということを忘れると痛い目を見る。大半のオーストラリア人は第二次世界大戦における捕虜虐待を今でも憎んでいる。だから米国で当時の捕虜たちへの謝罪は、興味を持って受け止めている。もう一つはオーストラリアにおけるアボリジニと呼ばれる先住民族だ。第二次世界大戦では彼らは日本軍との陸上戦では大活躍した。本来ならこれを褒めるためにもっと第二次世界大戦に注目してもいいように思えるのだが、盛り上がりはない。
ニュージランドの先住民族はラグビーなどの試合前で有名なハカを踊るマオリ族で、ポリネシアン系。ハワイも日本人もポリネシアン系。誰も指摘しないが、ポリネシアン文化は、クジラを特別に見ている点。日本は本当にクジラを捕獲して食べたり、ヒゲを利用しないといけないのだろうか、と意見も言えないのがおかしな点だ。
だが、名誉のためには戦うという思考はポリネシアン系の共通価値観。そこに大陸からの文化が入ってきて、融合したのが現在の日本文化と言われている。こういった先住民族が西洋の国から植民地として収められ、人権など無視され扱われていた。オーストラリアの先住民たちは世界でも最古といわれる人たちで、独特の文化を持っている。日本人が共通する価値観としては自然を神として崇拝している点だと思う。近い場所でありながら、国交をしてないから、まったく民族も違うし、価値観も文化も違う。彼らは日本という国に対しては、あまりいい印象がない。それは日本がアジアを侵略して植民地化したからだそうだ。もちろん、元日英同盟という点もある。それぐらいに英国への憎しみや恨みは深い。反面、若い世代は日本といえば、アニメ、漫画やゲーム。日本にいっても差別は受けない、と評判はいい。なにせ、日本語のレベルは高いので、日本に行って、就職する人も多い。唯一の違いは地震に対する政府の対策と言っていた。日本はしょちゅう地震があるので、テレビなどで即ニュースになるし、避難訓練とか徹底している。こういった行動が人の命を危険から守るんだろう、と。
これを見習って、避難訓練もやったらしい。オーストラリアは毎年必ず火事の避難訓練が義務付けられる。地震はなかったが、最近、クイーンズランド近郊で大きな地震が数回あった。おかげで高層ビルの耐震構造、津波への感心が高まっているらしい。なにせ震度3ぐらいでも崩れるような高いビルとかいっぱいあるので、地震がきたら大丈夫とは言えない。ニュージランドはすでに建築物に対しての地震対策を法的に整備した。こういった対応の早さは日本もみならいたい、と感心する。
こういった現実の変化に対して、移民たちは関与しない。帰化してなくても意見を述べる機会はいくらでもある。その例がこの慰安婦像設置だ。これを危険と封印するか、民どうしが意見を述べて、民に判断を仰ぐのか。
どちらが本当に民のための行政か、考えるのにはいい機会だったと思う。ちなみに現地ではほとんどニュースにもならない。設置場所の駅は東京駅以上に広く、そんなところに銅像の一つや二つたったところで何が変わるという訳じゃない。だから日本人側の抗議行動にすら「過敏だ」という批判も多い。ここでは日本人も外国人。
もともと中国韓国によるコミュニティーが政治への干渉も多いので、多くのオーストラリア人はあまりいい感情はない。そこに日本人がやってきて抗議活動をやるとなれば、静かな町は一転する。だからカウンタ行動計画的にかつ注意してやらないと双方とも受けるダメージは大きい。