テルマエ・ロマエ ヤマザキマリ(著)
マンガにはまったく疎い母が載せるのもどうか?とは思ったのですが、、、。
あの大震災から1ヵ月が経過した頃、
買出しを兼ねた散歩の帰りに、やっと本屋さんに立ち寄る気分になった娘が
「何かマンガが読みたい」と買った一冊がこの『テルマエ・ロマエ』の一巻。
以前からずっと気になっていて読もうと思っていたマンガだったそうです。
読んでみたら面白かったので、、、と娘はすぐに第2巻も購入。
なんだか本を手にする気持ちになれずにいた母でしたが、
マンガならすぐに読み終わるからいいか、、、
と珍しくマンガにトライしてみました。
元々がマンガに興味が持てない母なもので、感想といっても
なんといっていいものかわからないのですが、、、。
そこそこ面白かったですよ。
マンガ好きじゃなくても、西洋史好きな母には向いているテーマなんですよ~。
お話は、ローマ時代のお風呂の設計建設がテーマで、その設計者が主人公。
どういうわけか、そのローマ人の主人公が新しい仕事で難問にぶつかる度に
日本にワープして、日本の銭湯や温泉でアイデアを得て、ローマに帰還し
次々に斬新なアイデアで浴場建築を成功させていく・・・
というもの。
史実も踏まえつつの歴史エンターテイメント的なマンガでした。
でも個人的に、一番はまったところは
主人公が日本のお風呂にワープして初めて日本人に出会った瞬間の台詞、
『なんだこの平たい顔の人種は!』 という
物語に全く関係ないローマ人主人公の感想についてなんです。
というのも、母が昨年10月に注文したスキー用ゴーグル(近眼用)が
イタリア製で、12月になって届いたのですが、
装着してみたら、これが、まったく私の顔に合わない!
ゴーグルのカーブが激しくて、顔とゴーグルの間に隙間だらけ、、、
どうみても日本人の平面的な顔のつくりには合わないものだったのです。
(私だけじゃなくショップの若い男性にも試してもらったので間違いない!)
で、せっかく取り寄せたオニューのゴーグルが使えないということがわかり
かなりのショックを受け、がっかりしていたところだったので、
このマンガの中でイタリア人から見た日本人の顔の印象についての表現に
「そうかっ、やっぱりそういうことなのね!」とフィットしない理由を
素直に納得した次第。
もう、イタリアメイドのゴーグルは諦めるしかないってね。
あれ、なんだかマンガのストーリーに関係ない話になっちゃいました。
さて、この春、第3巻も発売になるらしいです。
もう娘は買って読んでるかな~?
わがまま母