6日目(10月10日 木曜) 晴れ
6日目の予定は、ほぼ一日かけシラクーサ観光(タオルミーナから専用車で片道2時間)
朝ごはん ↓ イオニア海とエトナ山と庭を眺め、サーモンを狙う蜂達とバトルしながら・・・

食事の後、ホテルのテラスから ↓エトナ山の頂上がようやくキレイに見えました


専用バスで、美しい古代都市シラークサへ(約2時間)
✴︎ シラクーサ
古代ギリシアの植民都市(シチリアで最初に造られたギリシャの植民都市らしい)
古代ギリシャからローマ、ビザンチン、アラブ、ノルマン、アラゴン、、、と3000年以上
に及ぶ歴史の遺構が残る。
主な観光スポットは、〈ネアポリス考古学公園〉や町の中心〈オルティージャ島〉。
まずは、〈ネアポリス考古学公園〉
見学可能な考古学地区はかなり広く、主にギリシャ人とローマ人が活躍した時代の建造物
が遺されている。この日はジリジリと暑く日傘を差しても大変


遺構のほとんどが、固い石や岩をひたすら削ったり、積み重ねたりして出来たものばかり。
キツい環境のなか、苦しい作業を強いられた奴隷の作業の様子を聴きながら見学すると
大昔に立派な建造物を造って凄い、素晴らしい、と単純には感心できず、複雑な心境に
母はあまり写真も撮っていないので、遺跡のごく一部を・・・
⭐︎天国の石切場
考古学公園南側に広がる灰白色の洞窟群で、シラクーサの町の城壁を作るために
切り出された石切場の跡

⭐︎ 有名な「ディオニッシオスの耳」↓と、呼ばれている洞窟

高さ25m、幅5〜11m、高さ65mの人工洞窟
「走れメロス」に登場する暴君ディオニッシオスが、捕虜をここに閉じ込め、上から
彼らの話を盗み聞きしたという伝説に基づき、17世紀にカラヴァッジョが命名したと
伝わる。

公園内では人気NO.1で、観光客が中に入り、大声出したり歌ったり反響させ喜んでる



手作業でひたすら削った跡が遺っている ↓

洞窟の中から入り口を見る ↓

公園内、アーティストとコラボして、所々に鉄のオブジェが展示されていました




紀元前3世紀、ヒエロン2世時代に造られ、シチリア1の規模を誇る劇場跡 ↓

岩山を削り出して造られ、直径138m半円すり鉢状、当時の収容人数は1万5000人。
16世紀にオルティージャ島の要塞建設のため壊され、今は往時の規模の半分以下。
暑さで朦朧としてきており、ちゃんとした写真が撮れていない。。。

ガイドさんは一生懸命説明頑張るも、全員が暑さで参ってしまい、見学終了し駐車場に戻る。
この後、オルティージャ島へ移動し、ランチ。その後、島内を歩いて観光予定。
駐車場から見えた停泊している帆船 ↓

海のそばの駐車場から、歩いて旧市街へ・・・
裏路地を歩きレストランに到着 ↓ 古い街の路地奥にありました

家族経営の評判の良いレストランだそうです


前菜はまたしてもパスタ(またまたトマト・アンチョビソースのペンネ)

この日のメインは 小エビとイカのフリット

魚介のフリットはサクサクして天ぷらに近く、日本人向きですね
デザートはカンノーロ う〜む、あまり食欲そそられないな〜、、、

私たちが食べ終わる頃、アメリカのグループ客が入ってきました
午後は、シラクーサの街の散策へ・・・
シーズンオフでもけっこう観光客が多いですね〜

ドウーモのあるバロック様式の広場へ向かいます

ドウーモ ↓ 紀元前5世紀のアテナ神殿が7世紀に教会となり、その後度々改築

Duomoの↑左側壁の列柱は紀元前5世紀のアテナ神殿からのもの

バロックの主祭壇


側廊に紀元前5世紀のアテナ神殿の列柱↓を利用しているのがわかる

広場を海方向?(南)に進むと「サンタ・ルチア・アッラ・パディア教会」↓


シラクーサの守護聖人サンタ・ルチアを祀る教会。
15世紀に修道院附属の教会として創建され、18世紀初めに再建。
主祭壇を飾る、シラクーサに逗留した晩年のカラヴァッジョによる『聖ルチアの埋葬』
が有名。現在はレプリカが置かれていました

教会入り口付近で演奏中 ↓

⭐︎ アレトウーザの泉 ↓ 珍しい植物「パピルス」が茂っています


海風が気持ちい〜、待ち合わせに良さそう
近くには、パピルスを使った製品などお土産屋さんが色々あるのに、
私達には時間がなく、とても残念
(でも、お願いして10分時間をもらい、急いで記念にパピルスのハガキなど購入)
これからタオルミーナに戻ります。