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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(11月26日)のプリキュアの話です。

2017-11-26 09:22:35 | プリキュア話

あらためまして、おはようございます。先ほど今朝のプリキュア、おわりました。

今シーズンのプリキュアも、今日で41回目の放送。これから来年1月末までの残り放送回数を考えると、だいたい7~8回というところでしょうか。クリスマス商戦を控えて、毎年、プリキュアの敵がマックスで強くなる時期ですね。

また、毎年この時期になりますと、1年間の物語のなかで、ひとりひとりのプリキュアがどのように成長したかを確認する回が続きます。今回からどうやらそれがはじまったようで、今日はキュアパルフェ=きら星シエル=妖精キラリンの回です。ちなみに予告編を見る限り、次回はキュアジェラート=立神あおいに光が当たる回のようです。

さて、キュアパルフェに光があたる回ということは、当然、双子の弟のジュリオ=黒樹リオ=妖精ピカリオとの関係が、今回の話の軸になります。

先週、長い眠りから復活したリオ=ピカリオですが、姉・シエル=キラリンのやっているパティスリーに、ビブリーといっしょに居候を始めます。というか、自分ももう一度、スイーツをつくりたいという気持ちがある様子です。

でも、街中のスイーツからキラキラルが奪われるという事態が起きて、リオがやったと疑われます。かつて、プリキュアたちの敵・ノワールの手下だったこともあるリオ=ピカリオは、「自分の闇は消せない」といって、街を立ち去ろうとします。

そんなリオ=ピカリオを何とか引き留めたいシエル=キラリンと、プリキュアたち。そこで、いちか=キュアホイップは、もう一度、リオ=ピカリオと向き合うために、ワッフルづくりをすすめます。それをもって、リオ=ピカリオにぶつかれ、と。

街のはずれまでリオ=ピカリオを追いかけたシエル=キラリンは、もう一度、この街でスイーツづくりをやろうと声をかけます。でもリオ=ピカリオは、自分のやったことの罪は消せない、スイーツづくりの天才・シエルを見るたびに嫉妬の闇が生まれる・・・と。そんなリオ=ピカリオに、シエル=キラリンは「罪は私もいっしょに背負う」「もう一度、この街でパティシェの修業をしよう」と言って、無事、引き留めることに成功します。

なんかこのあたりのやりとり見てますと、非行少年の立ち直りの物語みたいですねえ。まあ、毎年、プリキュアにはそういうエピソードが織り込まれている感じです。この世の中には根っからの悪人はいなくて、何か挫折等々に出会ったときに生じた心の闇が悪を引き寄せる。だから、何かのきっかけでその闇を緩和できれば、再びその人は輝くようになる。そういうのが、プリキュアの物語の背骨にあるように思いますので。

一方、街中の人々の様子が何か変だということに気付いたキュアショコラ・キュアパルフェは、他のプリキュアたちとは別に様子を探りに行きます。すると、ノワールのしもべ・エリシオにあやつられたネンドモンスターが、リオ=ピカリオのかっこうをして、スイーツのキラキラルを奪うところを見つけます。どうやら100年前に、古のプリキュアに阻まれてできなかった「世界を闇に染めること」を実現するために、ノワールたちは動いているようです。

そんなエリシオたちに、プリキュアたちはたたかいを挑みます。ですが、エリシオは先週倒されたグレイブ・ディアブルの力を吸収して、相当にパワーアップしています。なので、プリキュアたちはエリシオに圧倒されます。

でも、そこへキュアパルフェ=きら星シエルが遅れて到着。双子の弟・キラリンの心の闇は消せないだろうというエリシオに対して、それでも大丈夫だ・・・ということを言って、キュアパルフェが反撃。パルフェの反撃をきっかけに、プリキュアたちがエリシオを追い払うことに成功します。

その後、きら星シエル=キラリンが、街中の人々を自分のパティスリーに招いて、スイーツをごちそうするところがでてきます。そこにリオ=ピカリオがワッフルを焼いて、みんなに配っているところでおわりですね。

そしてラストに「夢は無限大か」といって、立神あおい=キュアジェラートがでてきたので、予告編とあわせて、「ああ、来週はキュアジェラート=あおいの回なのね」と思った次第です。


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