できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

やっぱり今の議論のままでは教職員の働き方改革、「文科省の思うつぼ」では?

2018-02-11 22:59:08 | 受験・学校

やはり、こうでてきましたね(「教職員の働き方改革」に関連して)

去年の8月頃に、私、上のリンク記事について、こんなことを書きました。

「2年ほど前の馳プランの頃から感じていましたが、片方で「チーム学校」構想の導入や部活動の外部委託などをすすめて教職員の多忙化問題に対応する「ふり」をしつつ、もう片方で新しい学習指導要領の実施をテコに、教職員の仕事を「授業」に集中させて、徹底的に教科書に即した学習の「成果」を上げさせるよう労働「強化」を図っていく・・・。

そういう流れが、どうも昨今の教育改革、特に「教職員の働き方改革」のウラにはあるような気がしておりました。

なので、「教職員の働き方改革」に関して、文科省に対して何か「物申す」ということをやってきた同業者に対しては、「おいおい、そんな議論で大丈夫か?」とか「何か物足りない」とか思ってきたわけです、私。」

それで、今日あらためてツイッターを見ておりますと、こんなつぶやきを見つけました。

あらためまして、「教職員の働き方改革」とか「部活動問題」とかに取り組んでいる同業者たちの議論のレベルって、「こんなもんか」と思ってしまいました。

「これじゃあ、文科省の思うつぼやぞ」と、あらためて思ったことは、言うまでもありません。

https://twitter.com/naganuma55/status/962453890389049344

 

 



 

 


今日(2月11日)のプリキュアの話

2018-02-11 09:29:14 | プリキュア話

おはようございます。今日も日曜日、いつものとおりプリキュアの話です。

先週からはじまった新シリーズ・HUGっとプリキュアですが、まあ3月初旬くらい(=劇場版映画公開)までくらいは、プリキュアたちの紹介やアイテムの解説等々で話が進んでいくことかと思います。

なにしろ予告編を見る限り、来週は赤ちゃんのはぐたんを連れておでかけで、どうやらタブレット端末みたいなグッズがでてくる様子。プリキュアの変身に使うプリハート(携帯型ゲーム機みたいなもの)とか、はぐたんの人形とか、次々にいま、CMでグッズを売り込もうとしている様子がうかがえます。

それで今回ですが、2人目のプリキュア・キュアアンジュ=薬師寺さあやちゃんの登場です。さあやちゃんはキュアエール=野乃はなちゃんのクラスの委員長。やさしくて、かわいらしくて、かしこくて、でもちょっと自分に自信がなくて・・・という感じですね。

そうそう、さあやちゃんはマザー・テレサにあこがれているようです。それと、学級新聞にプリキュアのことを書こうとしたり、転校生がくる話を担任から聴いたときに、「自分も不思議な赤ちゃんの声を聴いた。そのとき時間が一瞬だけとまった」なんてことも伝えます。

そして、さあやちゃん、はじめて見た赤ちゃん・はぐたんをしっかり抱っこして、粉ミルク飲ませて・・・なんてことができるし、わからないことはすぐパソコンで調べてしまう子でもあります。

そんなさあやちゃんの様子を見て、はなちゃんが「自分にはないものがさあやちゃんにあって、さあやちゃんにないものが自分にはあって・・・」なんて話をしつつ、プリキュアになることをすすめようとしたとき、オシマイダーとチャラリートという敵が攻めてきます。

前にも書きましたが、敵はクライアス社という会社で、人々がケンカしているときに生じるトゲパワワを集めて怪物オシマイダーを発注し、チャラリートたち社員がそのオシマイダーを連れてきて、プリキュアたちを攻撃します。プリキュアのもっているミライクリスタルや、そのミライクリスタルに集まっている力・アスパワワ(未来をつくる力)を奪い取ろうとしているわけですね。このチャラリート、見た目からしてちゃらい、今風の若者ですね。クライアス社の上司に決裁もらってから攻めてくるわけですが・・・。

そこで当然、はなちゃんはプリキュアに変身して、さあやちゃんに自分がキュアエールであることを明かします。ですが、今回のオシマイダーにキュアエールは苦戦します。その苦戦するキュアエールを見ているときに、さあやちゃんにもミライクリスタルが生まれ、知恵のプリキュア・キュアアンジュ(水色)に変身。キュアアンジュの授けた作戦に従って、キュアエールはオシマイダーの足元を狙って攻撃、無事に退けます。まあ、オシマイダーは逃げていくときに「やめさせてもらいます・・・」といって消えるのですが。

あと、はぐたんの世話をしているハムスター?ねずみ?風の妖精ハリーなのですが、なんと彼は人間の姿に変身することが可能。人間の姿になると、ハリーはイケメン男子になるんですが、話し方だけは相変わらず関西弁です。

まあ、こんな感じで・・・。敵が会社組織になっているとか、妖精がイケメン男子に変身するあたりは、過去の「プリキュア5」と似ています。また、水色に知恵のプリキュアをもってくる展開は、歴代のプリキュアでもよくあるパターン(プリキュア5、スマイルプリキュア、ドキドキプリキュア、プリンセスプリキュア・・・などなど)。赤ちゃんを育てるパターンも、魔法つかいプリキュアなど、過去にもあったパターンですね。

だからおそらく、これから出てくるであろう黄色のプリキュア(たぶん、あの子だろう・・・ってもうわかってますが)が、今回の物語の特徴を出すんじゃないですかね。

あと、エンディングの歌を聴いている限り、どうやら今回のプリキュアは「いろんな仕事に女の子だってなれるよ」といいうメッセージを色濃く出していく感じです。

前回のキラキラプリキュアアラモードがお菓子作りを中心にした「食育」風だとしたら、今回のHUGっとプリキュアは「キャリア教育」ですかねえ。

ということで、今日のプリキュアの話、おしまいです。