できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

もと青館のプールのこと。

2009-08-06 16:35:53 | 受験・学校

久々の更新になります。このところ、もう一つの日記帳ブログを見ればおわかりいただけるように、実家のほうでいろいろあって、公私共に多忙を極めている状態です。ですが、ひきつづきこのブログからも情報発信をしたいと思います。

さて、夏休み中も大阪市内のもと青少年会館(青館)を活用して、子ども会や中学生の学習会、若者たちの音楽サークル、和太鼓サークル、識字教室など、さまざまな活動が行われていることかと思います。また、私のところに入ってきた情報では、もと青館所在の各地区において、夏祭りや盆踊りなども企画されているとのこと。各地区での地域活動が地道に続けられていることを、私としてはほんとうに喜ばしく思います。

さて、そんな状況のなかでふと思い出したのは、もと青館のプールのこと。2007年3月末の青少年会館事業廃止以後、もと青館のプール利用も廃止されたままです。ですが、夏休みの子どもの活動といえば、やっぱり水遊び、プールにキャンプでしょう。各地区の子ども会がどんな形でプール活動をしているのか、とても気になります。

なにしろ、夏休み中の学童保育や子ども会の活動内容を考えるとき、プール活動や水遊びの時間はとても重要。なにしろ、午前中に学校の宿題を中心とした学習・午後にプールという組み合わせだけで、ほぼ数日分、予定を組むことができます。もちろん、プールばかりでなく、映画鑑賞の日や学外施設見学の日だってあっていいでしょうし、ほかの体験活動の日や「あえて、どこにも行かずにゴロゴロする日」だってあっていいでしょう。でも、夏の暑い日に水辺で遊ぶ体験をするというのは、子どもたちにとっては、とってもいいもの。さらに、子どもとかかわるおとな側(スタッフたち)にとっても、いっしょに水遊びをしたり、プールに入っている子どもたちの様子をじっと脇から見守ったりと、いろんなかかわり方ができるはずです。

そんなわけで、いい加減、そろそろもと青館のプールを、地元の人々がさまざまな形で利用できるようにしたらどうかと思うのですが・・・・。そのほうが、地区内外の人々の交流が促進されて、よっぽど「市民交流」につながるような気もしています。また、もと青館プールの管理運営を地元の人々に委ねてみるのも、「行政と民間の連携」という観点から見て、いいようにも思うのですが。

ちなみに、私の暮らす市では、夏休み中の公立小学校のプール開放を、市教委から地域住民の総合型スポーツクラブに委託するかたちで行っています。ですから、プールに入っている子どもたちの様子を見守っているのは、たとえば日ごろ少年野球や少年サッカーの指導などにあたっている地元のおとなたちが中心のようです。そういう形で、もと青館のプールの管理運営も、地元のおとなたちに委ねてみたらどうかな・・・・と思うのですが。

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