サギ草が天国に・・・

8月21（火）
また暑さが返って来たような一日でした。
今日は先日連絡を受けてから、もの悲しい日々を送っておりました方の告別式でした。
20代の頃から私どもの元へ通って数十年・・・

　　　
　　　サギ草

今朝一輪だけ咲き始めました。
彼女の旅立ちの日に・・・きっと、このサギが天国へ導いてくれているのだと思いました。

学校経営者の家に生まれ、両親亡き後は理事長、学校長すべてを一人でこなしておりました。
そんな忙しい彼女でしたが、お茶だけは休まずに来ておりました。

何も考えないあの時間だけが彼女自身の時間だったのかも知れません。
ご子息の挨拶の中で、「お茶をしていた時の嬉しそうな顔が忘れられません・・・」と涙ながらに言っていたのが印象的でした。
私も思わずもらい泣き・・・

ヤブミョウガは最盛期で・・・

8月20（月）
台風の影響か雲が広がって来ました。
夜には雨・・・という予報が出ております。

　　　
　　　ヤブミョウガ

いま、我が家の庭は、ヤブミョウガがあっちこっちと咲いておりますが、植えた覚えは全くありません。
とにかく繁殖力は旺盛で、ご近所までもこの花が咲き出しました。

それでも、花の無い時季ですので、結構楽しんでいるようです。

　　　
　　　木槿

木槿も咲いておりますが、最盛期ほどの力がありません。
葉は虫に喰われ、「虫食い」だらけで、何とも痛ましいばかりです。

もう少し辛抱して、綺麗に剪定をしてやるつもりですが、今は、我が家の西日除けになっておりますので、切るわけには行きません。
花も、ひとまわり小さいような感じです。

ヤブガラシは他の植物を枯らして・・・

8月19（日）
朝から爽やかな一日でした。
エアコンの要らない生活が心地よい・・・

　　　
　　　ヤブガラシ

午前中に所属している会の、親睦会開催の往復はがきを完成させて、ホッとした気持ちも手伝ってゆっくりと昼食をとりました。

　　　
　　　往復はがき

往復はがき80枚です。
小さなプリンターが一生懸命に働いておりました。

午後からは、のんびりと散歩に出かけましたが、道々に見る花も無くなり雑草ばかりです。
そんな中フェンスに巻き付くように咲き誇っているのがヤブガラシです。

この蔓がはびこって来ると、他の植物が枯れてしまうといった意味なのでしょうが、本人にとったら心外な名前かも知れません。
しかし、知恵ある先人が付けた名前です。

何となく納得してしまう説得力があります。

縞ススキが心配ですが・・・

8月18（土）
爽やかな一日でした。
午前中は、学生達が来宅して、道具の運び出しなどしておりましたので気ぜわしい半日でしたが、午後は、ゆったり自分の時間が取れました。

　　　
　　　桔梗

一度咲いた桔梗ですが、花が終わった茎を切って置きましたら、再び咲き始めました。
それも一度目と変わらないほどの大きさです。

花たちも子孫を残すために必死なんでしょう・・・

　　　
　　　縞ススキ

昨年購入した縞ススキが元気がありません。
春先に植え替えをして、そのままほったらかしにしておりましたから・・・

日の当たる場所に移動して、涼しくなったら肥料をあげたいと思います。
ススキは強い・・・こうした先入観でおりましたから、いけなかったのでしょう。

やはり、普通のススキとは違うな・・・実感いたしました。

やっと完成です。

8月17（金）
空気がガラリと入れ替わったような爽やかな一日でした。
こんな日でしたが、先日のビデオ撮影をした編集を朝から行い、やっと完成いたしました。

　　　
　　　編集中

三時間撮った画像を二時間半くらいにまとめましたので、司会者などは全部カットという事になりました。

　　　
　　　DVD

「司会をした方も見たいのでは・・・？」と言いましたが、図書館で貸し出しをするためには一枚でないと都合が悪いのだそうで、出演したグループだけのDVDを作ってほしいという事になりました。

　　　
　　　パッケージ

依頼した方の言う通りにとは思いますが、一生懸命司会された方が何だか可哀想になってしまいました。
だったら、ノーカット版を作れば・・・と思うでしょうが、これもまた同じように時間がかかりますので、お許しをといったところです。

平棗や金輪寺の扱いを…

8月16（木）
朝から気象情報でいうところの、大気が不安定なのか、ザ～と降っては止み、直ぐには晴れ間が広がるといったお天気でした。
このブログを書き始めた頃から、にわかに曇りだして、風と共に雨が降り出しております。

　　　
　　　平大棗

今回の合宿で使った棗です。
普段は、中棗ばかり使ってのお稽古ですので、合宿などはいい機会ですので、色んな道具を経験させてあげようと思って使って見ました。
中棗とは少しだけ扱いが違いますので良い経験になった事だと思います。

　　　
　　　金輪寺

金輪寺って何だろう？
学生たちの素朴な疑問でした。

原色茶道大辞典によれば、江戸時代初期までは濃茶器として、中期以降は薄茶器として使用されるようになった。
由来は、後醍醐天皇が御座所の金輪寺で、山中の蔦の大株を持って作らせたと伝承されている。

しかし、近年同種同型のものは、内部に写経が納められて、蓋は和紙で目張りが施された小型の経筒であったことがわかっている。
こうした解説が書かれておりました。

学生達が、お茶会のお手伝いの時などで、時々変わった棗が使われており、戸惑った事が何度かありますので、これからも形の変わった道具を体験してもらおうと考えております。

シュウメイギクを友に・・・

8月15（水）
暑い一日でしたが、今日は4月に亡くなった友人の新盆ですので、お参りに行って来ました。
仲の良い友でしたので、亡くなった時のショックは今でも忘れる事が出来ません。

　　　
　　　秋明菊

何よりも驚いたのは、亡くなる1週間前に温泉に行って来たばかりでした。
お酒を飲まない友でしたので、よく食べ、よく話、温泉に何度も入って、夜中までワイワイと話しておりましたから・・・

　　　
　　　シュウメイギク

残された息子さんはまだ独身・・・たぶん結婚する気は無いようです。
今日も一人で、私達を迎えてくれましたが、これからどうなるのでしょうと、ちょっと心配になりました。

しっかりとした仕事をしておりますから、その点は安心しておりますが・・・
お盆の一日、何だか考えさせられました。

お茶会ごっこを楽しんで・・・

8月14（火）
お盆休み、甲子園の熱闘、そして、毎度のことながら、各高速道路の渋滞と暑さが増す話題ばかりです。
そんな中、合宿が終わり脱力感漂う私ですが、そろそろ通常に戻らなければと思っておりますが、今日も合宿の続きです。

　　　
　　　床の間

ホテルの大広間ですので、床の間がありません。
屏風と長板でそれらしき場所を作り、何とかお茶の雰囲気だけは作りたいと考えました。

　　　
　　　お茶会ごっこ

お互いの大学が、主となり客となってのお茶会ごっこです。
2日間一生懸命お稽古をした総まとめになりますが、どちらも部長が亭主を勤める事になっております。

　　　
　　　お菓子

お茶会ごっこに使ったお菓子です。
銘を聞いて来るのを忘れてしまいましたが、見たところ朝顔のようです。
練り切りの美味しいお菓子でした。

　　　
　　　お茶会ごっこ

広い部屋ですので、どこをどのように使うかは、考える私の頭の中です。
余り広々と使っては、間が抜けてしまいますので、ほどほどの広さを保ちながら狭さを感じさせないように考えました。

お茶会ごっこも終わり、今回の合宿のすべての予定が終了したことになります。
座っているみんな足が痛そうでしたが、無事に終了したことに感謝です。

九月に入ってからのお稽古に、この合宿での成果が出ますかどうか・・・楽しみです。

7ヶ所の点前座をしつらえて・・・

8月13（月）
今日も暑い一日でした。
合宿中3日間、拙ブログを休んでしまいましたが、今日から気分も新たに再開したいと思います。

　　　
　　　合宿の会場

合宿の会場は、ホテルの大広間です。
総勢28名、この広い場所に、7ヶ所の点前座を設えてのお稽古になりました。
真ん中を通路にして、左側に3ヶ所、右側に4ヶ所が点前座になります。

合宿前に、卒業した先輩たちに色々聞きましたところ、合宿では、とにかくお稽古の回数をたくさんしたい・・・と思っていたそうですので、今回はそんな気持ちに応えたいと思っての事でした。

　　　
　　　稽古風景

7ヶ所ですから、先生が足りませんので、手の空いている、3年生、4年生が交代で1年生を見る事で解決いたしました。
上級生は休んでいる暇がありませんでしたが、穴をあけることなく稽古をしておりました。

教える事は自分のため・・・いつも言っていることが分かったようです。

　　　
　　　全員で

合宿参加者全員での記念写真です。
特に4年生は最後ですので、お稽古の始まる前に、私達夫婦と記念撮影をしてからお稽古を始めました。
毎年恒例ですが、4年生を私達の間に挟んで撮る写真ですので彼女たちにもいい記念になるはずです。

どちらの大学も準備は終ったそうで・・・

8月9（木）
台風一過、青空が広がっております。
明日からの合宿への準備も終わり、慌ただしい一日が終わりました。

お茶会の時のような忙しさはありませんが、道具をチェックしたりしていると、妙に緊張感が出てしまいます。

　　　
　　　団扇

道具はそれほどありませんが、着替えやなどたくさん持ちますの、大きなカバンもいっぱいになってしまいます。
どちらの大学も、順次は終ったそうですので、学生達もホットしていると思います。

あしたは、ホテルのバスが、大学まで迎えに行ってくれますので、それが一番安心です。
3日間、若い人達に負けないように頑張らなくてはと意気込んでおりますが、どうなる事やら・・・です。