tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

平棗や金輪寺の扱いを…

2018-08-16 17:31:40 | 合宿
8月16(木)
朝から気象情報でいうところの、大気が不安定なのか、ザ~と降っては止み、直ぐには晴れ間が広がるといったお天気でした。
このブログを書き始めた頃から、にわかに曇りだして、風と共に雨が降り出しております。

   
   平大棗

今回の合宿で使った棗です。
普段は、中棗ばかり使ってのお稽古ですので、合宿などはいい機会ですので、色んな道具を経験させてあげようと思って使って見ました。
中棗とは少しだけ扱いが違いますので良い経験になった事だと思います。

   
   金輪寺

金輪寺って何だろう?
学生たちの素朴な疑問でした。

原色茶道大辞典によれば、江戸時代初期までは濃茶器として、中期以降は薄茶器として使用されるようになった。
由来は、後醍醐天皇が御座所の金輪寺で、山中の蔦の大株を持って作らせたと伝承されている。

しかし、近年同種同型のものは、内部に写経が納められて、蓋は和紙で目張りが施された小型の経筒であったことがわかっている。
こうした解説が書かれておりました。

学生達が、お茶会のお手伝いの時などで、時々変わった棗が使われており、戸惑った事が何度かありますので、これからも形の変わった道具を体験してもらおうと考えております。

コメント
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