tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

南方録をかいつまんで・・・

2016-06-10 18:50:40 | 非常勤講師奮闘記
6月10日(金)入梅
朝から抜けるような青空です。
暦の上でも梅雨に入った事になります。

今日は高等学校へ行って来ました。

   
   お菓子

お菓子は、鮎で柚子風味の求肥が入っており、爽やかな味がとても印象的でした。
今週は、テスト週間という事で、授業が30分短縮されて1時間でしたので、教科書以外のもので、「南方録」を少しだけ勉強しました。

南方録を事細かに勉強していたら、1年経ってもやり切れませんので、覚書のところだけをかいつまんで話しました。

   
   南方録

南坊宗啓という僧が、利休居士から授かった茶の湯の口伝秘事を事細かに記録したと云われている本で、お茶を志す人の秘伝書でもあります。
南坊宗啓は、利休居士の3回忌が終ると、歴史上から忽然と消えており、謎だけが残っております。

南方録は、今でも時代の誤差などが指摘されて、真偽が問われておりますが、その存在は今でも十分過ぎるほどの資料は、そんな声をかき消してしまうほどの存在です。

南方録・・・覚書にいいことがたくさん書いてあります。


コメント
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