tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

国宝「風神雷神図屏風」を真近に・・・

2014-05-15 18:45:20 | 日常雑感
5月15日(木)京都葵祭
朝は少し雨模様でしたが、午後からは晴れ間も見られ過ごしやすい一日でした。
今日木曜日は、明日からのお稽古のための準備の日ですが、早起きをして東京国立博物館へ行って来ました。

   

「栄西と建仁寺」が三月から開催されておりましたが、中々行くことができず、ぎりぎりの今頃になってしまいました。

栄西禅師は日本に禅宗を広め、京都に建仁寺を開創したことで有名ですが、茶の木を日本に持ち帰り、喫茶の習慣を広めたお方としても知られております。
建仁寺と言えば、「四頭茶会」そして、国宝の「風神雷神図屏風」があまりにも有名です。

「四頭茶会」には、10年くらい前に、先生に連れられて末席に連なるという貴重な体験をしたことがあります。
この「四頭茶会」は、今の茶道の原型と言われており、きわめて儀式に近いものがあります。
これから、あれほどの体験ができるとは思いませんので、改めて先生に感謝です。

そして、建仁寺と言えばもう一つ、国宝の「風神雷神図屏風」ですが、お寺さんに展示してあるのは模写したものだそうで、今日のような機会がなければ本物を見ることは出来ません。
風神と雷神が一対の屏風になっておりまして、展示フロアーを圧倒し続けておりました。

あまり大きいので少し離れて見た方が全体を見られますから良いかも知れませんが、近寄ったり、離れたり十分堪能してまいりました。

   
  
   ユリノキ

ユリノキですが、博物館の前に植えられていて、その説明文によれば、モクレン科ユリノキ属の落葉高木で、明治8、9年頃渡来した30粒の種から育った1本の苗木から、明治14年に現在地に植えられて以来博物館の歴史を見守り続けている。

   

原産は北アメリカと中国に隔離分布している。
こんな説明がありました。
コメント (2)
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