わたらせ渓谷鉄道に乗って・・その2

長かった休みも終り、朝から５月らしい青空が広がり気持ちの良い一日になりました。
昨日に続いて、わたらせ渓谷鉄道周辺の散策の続きです。

私達を案内してくれた友人が、次に向ったのは草木ダムで、通常ですと、展望台から見渡して帰ってしまいますが、さすがに地元の友人は、迂回してダムの真下に連れて行ってくれました。



　ダムの真下迫力満点

今年は例年になく水量が多いとかで今日も大量の放流をしており、その迫力たるや近寄った私達を圧倒する凄さでありました。



水しぶき

ダムから下流に遊歩道が整備されており、真っ赤な可愛らしい橋を渡ると、そこには何の変哲も無い遊歩道が草に埋もれてわずかに土を見せておりました。



線路跡の遊歩道

私達が、がやがやと勝手に話していると、友人が、「今、みんなが立っているところは、昔足尾線の線路があったところだよ」と一言。
勝手にしゃべっていた誰しもが静になったのが面白い。一気に郷愁の想いが、それぞれの脳裏を駆けめぐったのでしょう。



トンネルがありし日の線路を思い起こさせる。

歩き始めて100Mくらいでしょうか、モニュメントとのようなトンネルに行き着きます。
その、トンネルを抜けると国道に出て、現実に引き戻されたのですが、足尾線の駅がダム沈んでいるそうで何だか複雑・・・。



雨上がりの山間



コメウツギ

久しぶりの仲間とちと、短時間でしたが楽しさを共有できた事が一番の喜びでありました。

そして、駅の温泉で疲れを取り再びわたらせ渓谷鉄道に乗って帰路に着きました。