tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

信用する事の難しさ

2012-05-10 19:23:36 | 日常雑感
爽やかな朝から、一転して雷が鳴り出したと思ったら凄い勢いで雨が降り出し、夕方には嘘のように晴れといった慌ただしい一日でした。

今日は、朝から先日のお茶事の道具の後片付けと決めておりましたから予定どうり行いました。



こまごまとした懐石道具

これら細かい道具を丁寧に紙で包んでそれぞれの箱にしまってゆきます。そして、箱は更に大きな収納用の箱に収めて納戸にしまいます。



折敷

昼食を挟んで3時頃までかかってしまいましたが、道具を長く綺麗に使うためにはこれ以上の方法はありません。

今月に入って大好きな散歩に一度も行っていないので、今日こそはと出かけて見ましたが、何とも後味の悪い散歩になってしまいました。

散歩コースの線路脇に、たくさんの「撮り鉄」といわれる人たちが大勢おりましたので、こんなやり取りをしました。

私・  「何か珍しいのが来るんですか?」
鉄さん・「珍しくなんかねぇよ」

とそっけない返事でしたので、ちょっと離れた別の人に同じことを聞いて見た。

鉄さん・「いつも撮っているやつだよ」とやはりそっけない。
私・  「何時頃来るんですか?」
鉄さん・「後1時間くらいかな~」
私・  「ありがとうございました。一回りして来て見よう」

それでも、正確な時間が知りたかったので、一人でカメラをセットしていた少年に聞いて見た。

私・ 「何が来るの?」
少年・「珍しい機関車}
私・ 何時頃来る?」
少年・「5時50分頃」

時間を教えてくれましたので、皆さん1時間も待っているのだから20分くらいしょうがないかな。と自分に言い聞かせて、「撮り鉄」さん達にいた所へ行くと、誰もおりませんでした。

「自分達の得た貴重な情報を、おいそれとは人には教えないんだ」と初めて気がつきました。何とも情けない結末になってしまいましたが、あの少年までが嘘の情報を教えるとは・・・・・。

少年とのやり取りをもう少し書いて見ますと、「こういう情報は本で調べるの?」と聞くと「メールです」という返事に、送ってくれるのは友達なんだと思いきや、「知り合いの、知り合いその、また、知り合い」で、情報元は解らないそうです。

そうして得ている貴重な情報ですから、初めて合った人になんか教えられないのでしょう。

それでも、その話を信じて「待ち」を覚悟で、皆がカメラを構えて居るはずの所に行ったら誰もいなかったのにはショックでした。
コメント
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