tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お菓子は若鮎です。

2011-07-01 19:20:45 | 茶の湯
今日も暑い一日でした。それでもお稽古は続いております。
今日のお菓子は焼き菓子の若鮎で、中のあんこの柚子がほんのりと涼しさを感じさせてくれます。


お菓子は若鮎

稽古場にはたくさんの花が鵜篭に生けてありました。

鵜篭から放たれた鵜が、篝火に集まってくる鮎を捕らえる光景がお稽古中の誰の脳裏に浮かびます。皆さん暑さを忘れているはずです。気持ちは、どこかの鮎舟に乗っているからです。


花はタカノハススキ・チダケサシ・タイマツソウ・モジズリ・クガイソウ・マツモトセンノウ・シロバナシモツケ

この中で初めての花が2種あります。
チダケサシ・とシモツケで、チダケサシは茎が硬く細長いので、この時期取れるチダケという茸を採っては刺し連ねて持ち帰っていたことからの命名だそうです。
日本全国の草原に見かけるユキノシタ科の多年草です。

シモツケは下野の国で初めて発見された種なのでそのまま命名されたそうです。煙るような花のかたまりがが特徴で、栽培も簡単なので重宝な花です。山のものはピンク色が主で、白はほとんど見られません。


コメント (2)
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