tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

涼やかなお茶席

2011-05-30 20:45:25 | 茶の湯
お茶席には、それぞれの雰囲気があります。重くのしかかって来るようなお茶席や、何となくのんびりとしてしまいそうなお茶席、そして爽やかな清涼感に包まれたお茶席などなど・・・。


皐月茶会の道具組です

お茶会は、大広間を使用しての大寄せの茶会から、四畳半やもっと小さなお茶室で2~3人だけを迎えての茶の湯本来の姿を求めた本格的なものまで色々とあります。現在はお茶会というと、大寄せの茶会が多く、よほどの機会でもなければ小人数のお茶会には巡り合いません。
それでも一生懸命勉強をしていれば必ずチャンスは巡って来るものです。

道元禅師の言葉の中に「正師に就かざれば学ばざるにしかず」とあります。学べる機会に出あった時は、人でも本でも自分以外はみんな師であると考えられる人に成りたいと常に思っております。


軸は「瑞雲遶石臺」(ずいうんせきだいをめぐる)

瑞雲は自分にとっては好運を意味します。石臺は石で出来た見張り台です。
人間誰にでも必ずチャンスがあるといいます。ただそれを掴めるか否かでだけなのです。見張り台にアンテナを高くしっかりと張り巡らして直ぐ近くまで来ている好運をがっちりとキャッチしなさい。こんな意味でしょう。
皆さんに幸運が訪れますように・・・。
コメント
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