さわやかな一日をお稽古で過ごしました。この時期になると決まって使われる道具があります。
写真の茶碗は、八橋の絵茶碗で、5月に入るとあちこちの茶席でよく使われます。
平安時代の歌人在原業平の伊勢物語の東下りの段で、業平が詠んだ歌により、三河の国八橋が一躍有名になったそうです。
杜若を見るために造られた木造の渡り板を「八橋」といい、それを意匠として使っております。茶碗の他に香合や蓋置そして、棗など幅広く描かれております。これらは総て、この話を連想させるものとして昔から使用しております。
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
そして、この歌の有名なところは、句頭に「かきつばた」の5文字をいれて詠んだというところにあります。
道具もこれだけ語ってくれれば十分でしょう。
日にちは分かりませんが、愛知県知立市の八橋公園では、今頃盛大に杜若祭りを開催していると思います。
今日のお菓子でした。美味しかった・・・。
写真の茶碗は、八橋の絵茶碗で、5月に入るとあちこちの茶席でよく使われます。
平安時代の歌人在原業平の伊勢物語の東下りの段で、業平が詠んだ歌により、三河の国八橋が一躍有名になったそうです。
杜若を見るために造られた木造の渡り板を「八橋」といい、それを意匠として使っております。茶碗の他に香合や蓋置そして、棗など幅広く描かれております。これらは総て、この話を連想させるものとして昔から使用しております。
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
そして、この歌の有名なところは、句頭に「かきつばた」の5文字をいれて詠んだというところにあります。
道具もこれだけ語ってくれれば十分でしょう。
日にちは分かりませんが、愛知県知立市の八橋公園では、今頃盛大に杜若祭りを開催していると思います。
今日のお菓子でした。美味しかった・・・。