文豪であり自然科学者など多彩な人であったゲーテは、分かりやすく且つ鮮やかな切り口の格言を数多く残しています。
この2年ばかり、私の胸の内にいつも鳴り響いていた言葉。
それが『人間の最大の罪は不機嫌である』でした。
不機嫌の荒い波は周りを巻き込んで、ドス黒い嫌な空気に満たされます。
私の場合上手くスルー出来ずに、恐怖が自分をこの環境に縛りつけてしまう。
私もリベンジとばかりに陰で毒づいたりして、良いことなど何もない。
さらにゲーテは、
人間を堕落に導くもっとも大きな悪魔は、自分自身を嫌う心である。
とも言っています。
他人の不機嫌で、結果自分自身を嫌いになるのは、もう悪魔の手の内に入ったも同じ。
もうこの負のループは断ち切ります。
強く賢くならなければ。