角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

冬近し。

2011年10月26日 | 実演日記


今日の草履は、町内にお住まいの女性のオーダー草履。『足半(あしなか)タイプの紫系でお願いしま~す』がこちらになります。今日が引き渡し日で、とても喜んでくださいました。おそらくもう履いてくれてると思います。

こちらの女性が初めて私を訪ねてくれたのは、今年八月のことでした。就学前の女の子を連れて遊びに来てくれたのですが、角館草履の存在はホームページでご存知だったそうで、『いつもブログ読んでます~』の言葉がとても嬉しかったのを憶えています。

女性は神奈川県のご出身で、ご主人の転勤と共に角館にいらしたそうです。親類も友人もいない土地での生活と子育て、ほんとにご苦労があると思いますよ。
角館草履の足半タイプは、かかとが床面に着かないように履くのがポイント。それは即ち、足へ「ストレス」を与えるものです。これで精神的なストレスがたまらないのであれば、足半タイプは一石二鳥ですね。

足半タイプは2012年元日発売ですが、オーダー対応に限りすでに販売しております。年内には少し在庫を作り、元日からいろんな配色をご覧いただく予定です。
今日の寒さは冬が近いのを感じさせました。在庫作りの冬が、もう目前です。
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