角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

六月は気まま‥。

2007年05月21日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ22cm〔3000円〕
東京の“仕入部長”が選択してくれた布地第一弾、南国を想わせるピンクとブルーのツートンです。タイトルを「夏のお嬢さん」と付けたところ、米蔵スタッフのひとりに『古っ!』と言われました。もうひとりのスタッフが付けたタイトルは、『ストロベリーとソーダのアイス!』。
さすがです、44歳のおじさんでは出て来ないイメージでした。

こちらの草履は、東京からお越しの母娘ペアさんがお買い上げくださいました。お越しのペアさんはおばあちゃんとお母さんで、今日の草履はご一緒できなかった大学生の娘さんへのお土産です。ほら、やっぱり「夏のお嬢さん」じゃないですかっ。
お母さんがご自分用にお買い上げくださった草履を、明日の「今日の草履」でご紹介しますね。仕入部長選択第二弾は、これまでなかった「○○柄」の初登場です。

『六月の実演はどうするの?』。近隣のお客様や知人から訊かれ出していますが、自分自身未だ決めかねている部分があります。とりあえず6月第一土日は草履台製作に当てるつもりですから、早くとも実演初日は4日の月曜日と思います。
場所なんですが、6月の中旬くらいまでは武家屋敷通りの路上ライブを考えています。晴天に限りの実演になりますから、雨天や強風の日は自宅作業ですね。

最大の課題は草履の在庫なんです。武家屋敷通りは真冬を除く通年お客様でいっぱいですから、手作り品では何日ももたせられません。この場所の実演に限っては、「○○日~○○日」という設定は無理と思います。

滅多にあることではないですが、六月は「気ままな実演月間」ですかねぇ。

コメント
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