角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

やや疲れが‥。

2007年05月14日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ22cm〔3000円〕
5月の新柄第4弾は、黄土色基調に白い小花が可愛い綿生地をベースに、緒は同系の黄色にしてみました。たんぽぽあたりを想わせる可愛い配色ですね。
こうした色ほど、中高年の女性がお好みになります。やはり、お孫さんがいらっしゃる女性がお買い上げくださいました。

今年二度目の「暑い」と感じた日でした。昨日と一昨日は久しぶりに「寒い」と感じていましたから、GWの疲れにこの気温差は堪えます。こういうときに人間は体調を崩しがちですが、案の定喉の痛みと鼻水にそれが表れています。

秋田市からお越しのお父さん、私のホームページをご覧になってのご来店です。
『布草履がブームになってるんシべっ、俺もやりたいど思って訪ねで来たんシ!』。
男性で草履台をご購入の方は、女性と比較してかなり少ないながら、これまでもいらっしゃいました。ただこちらのお父さんが幾分珍しいのは、秋田市の繁華街で釣具店を経営されている社長さんということです。『釣り道具の店で草履編んでだら、面白いっすべ!』。
そりゃあ面白いですよ、是非とも上達して欲しい“門下生”のおひとりですね。

今日も記憶にとどめたいお客様が何人もお越しですが、64人目の草履職人誕生だけをお伝えしますね。函館からお越しのご夫婦と大阪からお越しのお母さんは、ぜひとも次のブログでご紹介したいです。

今晩はとりあえず早めに休むとします。草履職人が喉の痛みで喋られないんじゃ、実演する値が半分なくなりますからねぇ。

コメント (2)
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