<生地詳細・素材感>
今日の草履は、5月27日、大仙市大曲からお越しくださったお母さんのオーダー草履です。『涼しげでお任せ!』がこちらになります。本日の便で出発です、お楽しみに~!
そろそろ「涼しげ」の言葉が聞かれるようになりましたね。5月も今日でおしまい、明日からは衣替えの6月です。
久しぶりのラジオ生活に戻ってみると、番組も衣替えでした。番組名が変わったり、新しい番組が増えたりしてますね。作家藤本義一さんが自身の体験談を披露する番組、これがなかなか面白いです。
ある著名な作家さんのお宅へ取材に伺った藤本氏、手土産に持参したカステラを手渡す際、『つまらないモノなんですが‥』と言うとその作家さん、『僕はつまらないモノは好きじゃないよ』。それは言葉の「あや」で、これは大阪の有名なカステラということを説明し理解してもらったそうです。
次にその作家さん、『カステラは好物だけど、それにしても量が多いなぁ』。藤本氏が『ご近所に配ったらいかがですかね』と言うと、『それが君の意思かね、だとしたら君がすぐに配って歩きなさい』。
さすがにここまで来ると“変わり者”と呼ばれるでしょうね。
昨日わが家を訪問のNTTではない電話会社、わが家は最近「光」に換えたばかりで、この手の営業に関心はありません。早いとこお帰りいただこうと思っていたら、『このご契約ですとお安くなる方法がありますよ』と言って取り出したファイルは、NTTから届くわが家の電話料金請求書じゃありませんか。
草履職人はこういうことに素早く反応します。『おい、なんでおめぇがウチの請求書を持ってるのよ?』と訊くと、『いやぁ~、これは会社の資料でしてぇ‥』と訳の分からない返答。『会社の資料だろうが個人の趣味だろうが、それって個人情報でねのがっ?』と少々声を荒げました。返って来る言葉は相変わらず『会社の資料なもんで‥』、とにかく用はないからとお帰りいただきました。
作務衣姿で草履を編んでいるおじさんにいきなり怒られたんですから、電話会社の彼も“変わり者”と思ったかも知れませんねぇ。