警察と憲兵隊の特殊部隊がアフリン作戦に参加した

３月２日　警察と憲兵隊の特殊部隊が、北西シリアのアフリンでトルコ軍が行っている「オリーブの枝作戦」を支援しはじめたと、３月１日、アナドル通信が報じました。

　Hurriyet

今週初め、警察と憲兵隊の特殊部隊要員が、トルコがＹＰＧ（クルド人民防衛隊）を一掃する目的で行っている作戦に参加するために、アフリンに送られました。特殊部隊は、トルコ軍とＦＳＡ（自由シリア軍）がＹＰＧから奪った村々の捜索を行ったと、情報源は言っています。

特殊部隊の一部は、ＹＰＧが侵入してくるのを防ぐために、村々に駐屯しています。特殊部隊の一部はアフリンの郊外に駐屯し、夜間用双眼鏡を使って２４時間の監視を行っていると、アナドル通信が報じました。

特殊部隊は、近く始まるアフリン市センターの作戦で、重要な役割を果たすでしょう。トルコはＹＰＧを国境地帯から一掃するために、１月２０日、ＦＳＡとともに「オリーブの枝作戦」を始めました。

５００キロ平方のエリアからＹＰＧを排除したトルコ軍は、２月２６日、アフリン市を包囲すると発表しました。アフリンには１０万人の市民がいます。この作戦のために、トルコ軍は、市街戦の訓練を受けている警察と憲兵隊の特殊部隊の導入を始めました。

トルコ海軍トップのボディガードがＦＥＴＯ関連で逮捕された

トルコ海軍司令官アドナン・オズバル海軍大将のボディガードが、３月１日、テロ関連で逮捕されたと、アナドル通信が報じました。

　Hurriyet

トルコ軍（ＴＳＫ）内のフェトフラー・テロリスト組織（ＦＥＴＯ）の調査の一環として、リザ・アサル軍曹がイスタンブルで逮捕され、裁判所は彼に再拘留を命じたと、匿名の情報源が言っています。情報源によると、アサル軍曹はオズバル司令官の警護特殊部隊の一員でした。
　
また別件で、イスタンブルで、執務中の兵士を含む４１人の容疑者が、ＦＥＴＯ調査の一環として逮捕されました。彼らはトルコ軍隊内のＦＥＴＯ組織に属し、他のメンバーと公衆電話を使って連絡を取っていたと、情報源は言っています。裁判所は３９人の容疑者に再拘留を命じました。先週、他に４２人の容疑者も再拘留を命じられました。
　　　
ＦＥＴＯは、在米フェトフラー・ギュレンの主導の下に、未遂クーデターを計画実行したと考えられています。このクーデターで２５０人が死亡し、２２００人が負傷しました。トルコ政府は、軍隊、警察、司法組織内に潜入し、政府を転覆させるための長期にわたるキャンペーンの裏にＦＥＴＯがいたとして、告発しています。

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