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トルコとEUのタフなサミットがブルガリアで始まった

2018年03月27日 | 国際
3月27日 トルコとヨーロッパは、26日、ブルガリアのリゾート地ヴァルナでの最高レベルのサミットで会談し、カタツムリの歩みのEU加盟交渉に関する複雑な問題や、東地中海とシリアでの政策について討論しています。

 Hurriyet
左から欧州委員会のユンケル委員長、欧州理事会のトゥスク議長、EUのボリソフ現議長


エルドアン大統領は、メヴリュト・チャヴシュオール外相やオメル・チェリキEU相ら大勢の代表団を率い、欧州委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長と欧州理事会のドナルド・トゥスク議長と話し合っています。サミットの主催者は、現在のEU議長国ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相です。

今回のサミットは、エルドアン大統領がブリュッセルで、ユンケル委員長やトゥスク議長に会ってから、ほぼ10か月後になります。ブリュッセルの会談は、緊張した関係を修復し、多くの重要な問題で相互の協力を強化する、新たな関係の1頁を開きました。トルコとEUはその時以来、眠っていた対話チャンネルを復活させ、さまざまな機会に会談を行ってきましたが、核心的な問題に関する本当の進展はまだ見られません。

トルコがサミットで提起する3つの最重要問題は、中止されている加盟交渉の復活と、トルコ国民のビザなし渡航の認可、そして、トルコがシリア難民を受け入れる代わりに2016年にEUが約束した関税同盟の昇格です。


トルコ軍がアフリンで地雷除去作戦を実行中

3月18日、トルコ軍と自由シリア軍(FSA)は「オリーブの枝作戦」によって、シリアのアフリンを制覇しました。いま、トルコ軍はアフリンで地雷や爆発物の排除作業をしています。

 Hurriyet

アナドル通信によると、3月25日、警察の特別作戦チームと「ブルー・ベレー」として知られるコマンド隊は、アフリンのアレムダル村を捜索中、2軒の家と1台の車の中で、即製パイプ爆弾27個、TM-57対戦車用地雷5個、60ミリ迫撃砲12基、120ミリ迫撃砲1基、プラスチック爆弾12個、アンモニウム硝酸塩200キロ、対人地雷1個、メタル爆発装置10基、MB62対戦車地雷用導火線など、多くの爆発物を発見しました。

治安部隊はまた、アフリンでYPG戦闘員が爆発物製造工場として使っていた納屋を見つけました。治安部隊はTM-57対戦車地雷やパイプ爆弾などの爆発物を安全に爆発させました。


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