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「シリア市民がアフリンに帰りはじめた」参謀総長

2018年03月24日 | 国際
3月24日 トルコ軍参謀総長フルシ・アカル将軍が、3月22日、シリア・アフリンのYPG(クルド人民防衛隊)が排除された地域に、シリア市民が帰りはじめたと言いました。

 Hurriyet
兵士たちを激励する参謀総長アカル将軍(左端)


「オリーブの枝作戦」を推進中のトルコは、3月18日、アフリンを制覇したと宣言しました。参謀本部の声明によると、アカル将軍は、作戦の主たる目的は、テロリストの迫害と抑圧に曝されていた市民たちを安全に帰らせることにあると言い、YPGに言及しました。アカル将軍は、ハタイ県とキリス県の南部国境の司令センターと本部を訪れて、この発言をしました。

トルコ陸軍司令官ヤシャ・ギュレル将軍、空軍司令官ハサン・キュチュクアクユズ将軍、海軍司令官アドナン・オズバル提督、第2軍司令官メティン・テメル中将も、アカル将軍に同行しました。トルコ軍は市民に医療サービスその他の支援を提供するために、公共施設と協力していると、アカル将軍は言いました。

将軍はまた、アフリンで負傷した157人の兵士が、病院で治療を受けた後、自発的に戦場にもどってきたと言いました。「この作戦は、国際法と、国連の安全保障理事会の決定、国連憲章による自己防衛の権利、シリアの領土権の尊重等をベースにしたトルコの権利の枠内で行われている」と、アカル将軍は言いました。「トルコ国境周辺の安全保障を確立し、シリア人をテロリストの圧力と残虐性から守ることが、作戦の目的だ」


「米軍はマンビジから撤退しない」アメリカ政府

シリア北部マンビジからYPG(クルド人民防衛隊)を一掃するとトルコが宣言しているにもかかわらず、「アメリカはマンビジを去る意思はない」と、3月22日、アメリカ国務省のヘザー・ノーアート報道官が言いました。

「アメリカはマンビジから撤退する気はない」ノーアート報道官


「アメリカ軍はマンビジにいる。わが軍はマンビジに居つづけると、トルコ政府にはっきり言った」とと、記者会見でマンビジに関するスタンスを尋ねられたノーアート報道官が言いました。彼女はまた、「トルコとの話合いは終わっていない。アメリカは会話をつづける意思はある」と言い、両国間の問題を解決するために結成された、トルコ=アメリカの3つの実行委員会に言及しました。


トルコのシェフがギネス世界記録のバクラヴァをつくった

トルコのシェフのグループが、3月22日、500キロ以上の巨大バクラヴァで世界記録を樹立しました。

 Hurriyet

巨大バクラヴァは、アンカラで行われた「美食サミット」に出品され、大勢のビジターたちが分け合って食べました。14人のシェフを束ねる、菓子チェーン「マド」のコック長メフメト・カンブルさんは、「このバクラヴァは518キロあります。前の記録の2倍以上です。つくるのに6か月かかりました」と言いました。

ビデオでこのイベントを見たギネス世界記録の公式認定員がこの偉業を認めました。バクラヴァはピスタキオやクルミをトッピングし、蜂蜜をかけた焼き菓子です。バクラヴァのオリジンはトルコとギリシャが本家争いしています。


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