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トルコがシリアのYPGを支援するフランスを非難

2018年03月31日 | 国際
3月31日 フランスがシリアのクルド集団を支持すると明言し、トルコとPYD(民主連合党)間の調停を申し出ましたが、トルコは“テロリストを支持する”フランスを非難しました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は、フランス政府のしていることは、トルコに対する敵意を示すものだと言いました。「テロ組織のメンバーを最高レベルでもてなすことは、トルコに対する敵意の表現にほかならないと知るべきだ」と、3月30日、エルドアン大統領は言い、フランスのマクロン大統領が、シリアのクルド集団をエリ-ゼ宮に招いたことを非難しました。

「PYDとその武装集団であるYPG(人民防衛隊)の代表らと会談したフランスは、その国内でテロ組織が事件を起こしても文句を言う資格はもはやない」と、エルドアン大統領は付言しました。

「テロリストを扇動し、宮殿でもてなしたフランス政府は、遅かれ早かれ、自分たちの誤りに気づくだろう。彼らはわが国が経験しつづけてきたトラブルを経験することになるかもしれない。シリアとイラクから大勢のテロリストがフランスに逃げてきても、わが国に助けを求めないで欲しい」と、エルドアン大統領は言いました。

Hurriyet

フランスのマクロン大統領は、3月29日、シリアのSDF(シリア民主軍)の代表グループと、パリで会談しました。マクロン大統領はSDFを支持すると明言し、トルコとSDF間の調停を申し出ました。


エルドアン大統領とトラムプ大統領が協力強化のスタンスを確認

トルコ大統領府によると、エルドアン大統領とアメリカのトラムプ大統領が、3月30日、電話で、両国間の問題と中東問題を話し合いました。

 Hurriyet

両首脳は、シリアとイラクの最近の状況とテロ対策について話し合いました。両大統領はまた、同盟国として協力の強化を確認し合いました。イスラエルと国境を接するガザ地区近くで、この日の朝、始まったデモも話題になりました。

封鎖されたガザ地区で多くのパレスチナ人が、歴史的なパレスチナにある彼らの家に帰る権利を求めて、国境に集結しました。このデモはまた、ガザ地区の封鎖を止めるようイスラエルに圧力をかける意味合いもありました。


ハーブがエーゲ海観光に貢献

第9回アラジャトゥ・ハーブ祭が、4月5日から9日まで、イズミル県の海辺のチェシュメ区アラジャトゥ町で開催されます。ハーブ祭には、今年は100万人以上のツーリストが来ると期待されます。

 Hurriyet

チコリ、野生ラディシュ、葉ガラシ、アイヴィ、オニアザミなど、春の雨で育った、この地方の100種以上のハーブは、地元民の重要な収入源のひとつになっています。ヘルシーライフが生活文化として世界中にひろがり、ハーブ祭もあちこちで催されるようになりました。アイワルク、ウルラ、ボドゥルムのようなリゾート地でもハーブ祭が開催され、多くのツーリストを集めていますが、最も盛大なのはアルジャトゥのハーブ祭です。

ハーブ祭中は、地元女性たちが集めたハーブがゲストたちにサーブされ、勉強会や、コンテスト、テイスティングの会なども催されます。エフェスの遺跡やシリンジェ村訪問を含めたハーブ祭パッケージツアーも組まれ、祭中は、チェシュメのホテルは80%ふさがります。

ハーブ祭の主催者であるチェシュメ区のムヒッティン・ダルギチ区長は、祭はエーゲ海地方のハーブと文化を守るために始まったと言いました。区長によれば、このトレンドで地元民は急速にうるおってきたそうです。「ハーブ祭はエーゲ海地方のシーズンの始まりを告げるものです。旅行社も祭を盛りあげてくれます。今年は100万人以上の人々が訪れてくれることを期待しています」と区長は言っています。


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