トルコのトピックス

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隈研吾設計のトルコの博物館がベスト25博物館に選ばれた

2022年01月30日 | 文化
1月31日 中央アナトリア・エスキシェヒル県の美術館が、ニューヨーク・ベースの有力な美術雑誌「アートニュース」が選んだ最近100年の博物館の建物のベスト25に入りました。

   Hurriyet

日本の有名な隈研吾設計事務所が設計したオドゥンパザル近代美術館(OMM)が、過去100年の最も優れた博物館ビルのリストに入りました。

「優れた博物館とはいかなるものか? それは内部のアートだけではなく、展示物を見せるために造られた建物についても言えよう」と、同誌は1月24日の記事で言っています。「長年、多くの建築家が実証してきたように、博物館の建物はアート作品同様、アートたり得る。展示された傑作同様に、建物が認識されることもある」

「オスマン伝統の木造の家から着想した、隈研吾とその事務所によるデザインは、優雅な丸太小屋のようにも見える。黄金色の木材の薄板を、リンカーン・ログ(アメリカのオモチャ)のようにスリットを入れて組み合わせ、箱型の構造をなしている」と、同誌の記事は付言しています。

2019年、エルドアン大統領も列席した開館式が行われた博物館の建物は、伝統的なオスマン時代の家と日本の伝統建築から着想されデザインされました。


1日のコロナ感染者は94,783人、死亡者174人

この24時間で、94,783人がコロナウイルスに感染し、174人が死亡したと、1月29日、保健省が発表しました。

 Hurriyet

保健省のインフォグラフィックによると、この24時間で85,503人の患者が回復しました。また、この1日で、440,017回のテストが行われたと、保健省は付言しました。

インフォグラフィックによると、トルコは昨1月にワクチン接種キャンペーンを始めて以来、1億4170万回のワクチン接種を行っています。

接種1回受けている人は5740万人以上、2回接種を受けている人は5230万人です。3回目の接種を受けた人の数は2480万人を超えました。


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「猛吹雪でパンデミックが小休止するかも」専門家たち

2022年01月30日 | 国内
1月30日 雪と寒気と学校の中期休暇が、イスタンブルのコロナ感染を少し減少させるかもしれないが、同時に、休暇で県間の移動とリスクが増すかもしれないと、専門家は言っています。

 Hurriyet

今週初め、近年まれな猛吹雪が、人口1500万のイスタンブルの生活をストップさせました。しかし、専門家は、猛吹雪で人々が家にこもり、市内の活動が減少したことはよかったと見ています。オミクロン株が引き金となって、イスタンブルでは1日3万人が感染しています。

「猛吹雪で、人々は蟄居を強いられました。パンデミック状況下で、私たちには小休止になるでしょう」と、イスタンブル大学医学部病院のハカン・テュケク内科部長はミリエト紙に語りました。

テュケク部長は、1日の感染はわずかながら減少するだろうが、学生たちが郷里に帰ったり、家族とリゾートに出かけることも増えるだろうと警告しています。「学生たちがマスクやソシアルディスタンスのような基本的なコロナ対策を無視したら、彼らが訪れる地方にウイルスがひろがることになります」

感染症の専門家ドゥラン・トク氏も同意見で、「雪のために起こった隔離」によって、今後の10~15日は、感染は減少するかもしれませんが、1か月後にはまた増えるかもしれない」と言っています。「イスタンブルでも、全国でも、2月の第2週には感染者数がまた増えはじめるかもしれません」


2000人以上の不法移民が捕まった

内務省によると、治安部隊が全国同時作戦を行い、2000人以上の不法移民と約130人の人間運び屋を捕らえました。

 Hurriyet

警察隊と憲兵隊、沿岸警備隊からなる治安部隊が、不法移民を阻止し、人間運び屋を逮捕するための作戦の一環として、全国でチェックと検問を行いました。

36,000人の治安部隊が、空きビル、外国籍者が多い界隈、娯楽場、トラック駐車場、バス・ターミナル、公共交通の駅など8800か所をチェックしました。

全国的なチェックの結果、2028人の不法移民と、72人の外国人を含む127人の人間運びが捕まりました。逮捕者の中の6人はテロ組織と関与していたと、内務省は言っています。

治安部隊はまた、人間運び屋が使っていた7台のトラック、ミニバス、自動車のほか、偽造パスポート、6丁の散弾銃、マルフアナ、ヘロイン、メタンフェタミンなどのドラッグを押収しました。


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