トルコのトピックス

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トルコ系アメリカ人活動家殺害に、アメリカもイスラエルに圧力

2024年10月31日 | 国際
10月31日 アメリカはトルコ系アメリカ人活動家アイシェヌル・エズギ・エイギさんの殺害に関して、イスラエルに速やかな調査を行い、「完全な回答」を提供するよう要求していると、水曜、アメリカ国務省報道官が言いました。

 Hurriyet

「われわれはまだ調査中と理解している。われわれは調査の結果の全回答を提供するよう要求をつづけている。イスラエル政府から回答を得たら、われわれはただちにこの件に対するわれわれの見解を発表する」と、アメリカ国務省のマット・ミラー報道官は記者団に語りました。

ミラー報道官は、アメリカ当局は、最近、エイギさんの死の調査の進展について、イスラエル当局と話し合ったと言いました。26歳の活動家エイギさんは、9月6日、占領されている「西岸」のナブルス近くで、イスラエルの不法移住に反対する平和的な抗議行動中に殺害されました。

イスラエルは当初の調査で、エイギさんはイスラエルが意図しなかった流れ弾に当たった可能性が大きいと言っていましたが、ビデオの証拠や目撃者の証言はこれをはっきり否定しています。彼女はイスラエルの射撃手の標的にされたのだと多くの人が言っています。

ミラー報道官は、武器はアメリカが提供したものであることも含めて、アメリカは必要と思われれば、イスラエルの調査の結果を待つ必要はないと強調しました。

エイギさんの家族は彼女の死について、アメリカ独自の調査を要請しています。トルコ当局も事件を精査しています。アメリカはこれを、殺害されるべき状況になかったアメリカ市民の非常に深刻な死ととらえると、ミラー報道官はくり返し、アメリカは回答を待ちきれなくなっていると言っています。


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トルコは共和国建国101周年を祝った

2024年10月30日 | 国内
10月30日 10月29日、トルコは共和国建国101周年を祝い、全国の 都市で祝祭が行われました。

 Hurriyet

首都アンカラでは、通りにも、広場にも、トルコ国旗が掲げられ、市民は近代トルコの建設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟「アヌトゥカビル」を訪れ、遺徳をしのびました。

イスタンブルでは、ヴァタン通りで建国記念の祝祭が行われ、ダヴト・ギュル・イスタンブル知事、エクレム・イマムオール・イスタンブル市長、その他の高官が車から市民に挨拶を送りました。

イズミル市の共和国広場で行われた式典には、熱狂的な群衆が集まり、学生たちが詩を朗唱したり、民族舞踏を披露したりしました。東部のエルズルムでは、アタテュルク大学の学生たちが、標高3176メートルのパランドゲン山の頂上に登り、トルコ国旗とアタテュルクのポスターを掲げました。

アンタリヤでは、共和国広場を通る軍隊のパレードに、群衆が声援を送り、兵士たちが集まった市民たちに敬礼を返しました。その他,多くの都市で、それぞれに記念日が祝われました。

共和国記念日は、1923年、アタテュルクがトルコ共和国建国を宣言した日です。トルコ国会で投票が行われ、アタテュルクが満場一致で初代共和国大統領に選ばれました。


トルコは初の国産多目的ヘリコプターを実用化する

トルコは、「トルコ航空宇宙産業」(TAI)が開発し、国内で設計・生産されたヘリコプター「T625ギョクベイ」を憲兵隊総司令部に送りました。このヘリコプターには、アンカラ・ベースの防衛企業「アセルサン」が設計した国産のアビオニクス装置が備えられています。

 Hurriyet

T625ギョクベイはトルコ憲兵隊総司令部で利用され、トルコの防衛産業の実力を世に示すでしょう。T625ギョクベイは、飛行管理コンピュータ、国内通信システム、確認システム、モジュール式ディスプレイ、ナビゲーション・システムその他34のさまざまな航空システムを使用していると、アセルサン社は発表しました。

同社は国際的な基準に従って、T625ギョクベイの最先端の機能を開発しました。アセルサンは国産システムを使用して、ヘリコプターと無人航空機を含む航空機の近代化に貢献してきました。


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「西岸」でのトルコ系活動家殺害の目撃者が、ぞくぞく証言

2024年10月28日 | 国際
10月28日 9月、占領下にある「西岸」で、トルコ系アメリカ人の活動家アイシェヌル・エズギ・エイギさんが殺害された事件について、4人の目撃者がトルコの調査に証言し、エイギさんは意図的に、直接、標的にされたと語りました。

 Hurriyet

エイギさんは9月6日、「西岸」のナブルズ市で、イスラエルの占領に抗議活動をしているとき、頭を撃たれ殺害されました。アンカラの検察庁は、「人道に対する犯罪」として、「意図的な殺害容疑」で、エイギさんの死の調査を開始しました。トルコはこのケースを国連に提起すると言っています。

「射撃者は1軒の家の屋根の上にいて、私たちを監視していました。最初の発砲音を聞いて、私たちが逃げようとしたとき、私は2発目の発砲を聞きました。アイシェヌルさんは私の2メートル左にいました」と、アメリカ人の目撃者アレクス・エドワード・ハリスン・チャボットさんは言いました。

「アイシェヌルさんは私たちと走っているとき、背後から撃たれて、地面に倒れました。アイシェヌルさんは殺意をもって、意図的に標的にされたのです」とチャボットさんは言いました。

イギリス人の目撃者ドミニク・ロビン・セドルさんは、活動家グループが近くの屋根の上にいる射撃者たちに気づくまえに、催涙ガスを使ったと言いました。

「私たちは他の活動家たちといっしょにオリーブの繁みに隠れました。2発目の射撃音を聞いたとき、アイシェヌルさんも木の繁みの中にいました。イスラエル兵たちは屋根の上にいて、私たちを直接、射撃しました」とセドルさんは言いました。

もう一人の目撃者、オーストラリア女性のヘレン・マリア・オサリヴァンさんは、イスラエル兵たちは活動家たちに実弾を撃ってきたと言いました。

「事件の日、抗議活動は平和的に、穏やかに行われていました。私たちは過激な行動はなにもしていなかった。私たちはあそこで観察と記録をしていたのです」と、オサリヴァンさんは言いました。

イスラエル人の目撃者ジョナサン・ポラク・パステルブナクさんは、兵士たちは催涙ガスも、実弾も使ったと証言しました。

イスラエル軍はエイギさんの死について声明を出し、彼女はイスラエル軍の意図しなかった流れ弾に当たった可能性が大きいと言っています。


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トルコとアメリカのトップ外交官がガザとウクライナの現状について討論

2024年10月26日 | 国際
10月26日 トルコのハカン・フィダン外相とアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が、電話で、中東の現状と、イスラエルとガザの休戦のための方策について話し合いました。

 Hurriyet

外交ソースによると、フィダン外相とブリンケン国務長官は、10月24日遅く、電話で話し合いました。ブリンケン長官はガザの戦争を終結させるために、中東諸国を歴訪中でした。

フィダン外相はブリンケン長官に、「ガザの人道的状況は破局的なレベルに達している。今すぐ停戦宣言がなされるべきだ」と語りました。フィダン外相はまた、ガザへの支援を確実に続けることが必要だと、くり返しました。

フィダン外相は、イスラエルはレバノンへの攻撃を止めるべきだと言い、すべての国が中東戦争を回避するために、抑制しなければならないと主張しました。

イランとレバノンに対するイスラエルの攻撃が報復攻撃をびき起こし、中東戦争になるかもしれないと、トルコはずっと警告してきました。

フィダン外相とブリンケン長官はまた、ウクライナの最近の状況についても話し合いました。ロシアによるウクライナ領土の占領は、2022年2月以来つづいています。

対立がつづいている米土間に、最近、永続的な合意を求める声が高まってきています。電話会談中、ブリンケン国務長官は、10月23日、トルコの首都アンカラで起こった宇宙航空産業(TUSAS)に対するテロリストの攻撃に弔意を表しました。この攻撃で5人が死亡し、22人が負傷しています。


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トルコ防衛企業が攻撃を受け、5人死亡

2024年10月24日 | 国内
10月24日 トルコの航空宇宙施設と防衛企業TUSASが攻撃され、5人が死亡し、22人が負傷したと、23日、アリ・イエルリカヤ内相が発表しました。

 Hurriyet

「2人のテロリストは、TUSASをテロ攻撃中に死亡しました。残念ながら、5人の死亡者と22人の負傷者が出ました。負傷者の3人は重態です」と、イエルカヤ内相はXに寄稿しました。

テロ攻撃で殺害された人々の身元が発表されました。同社の品質管理職ジェンギス・ジョシュクンさん、機械技術者のザヒデ・ギュチリュさん、TUSASの従業員ハサン・ヒュセイン・ジャンバスさん、警備員のアタカン・シャヒン・エルドアンさん、タクシー運転手のムラト・アルスランさんがテロ攻撃で殺害されました。

内相は、テロ・グループがPKKであることはほぼまちがいないと言っています。「北イラクとシリアのテロリストを標的にした空爆が行われ、標的の32人が殺害された。わが空爆作戦は断固としてつづいている」と、国防相が、10月23日夜、発表しました。

イエルリカヤ内相は最初の声明で、「負傷者のうちの7人は治安部隊の隊員です。早い快復を祈ります」と言いました。ジェヴデト・ユルマズ副大統領は、最近の声明で、「負傷者の多くは良い状態にあります」と言いました。

ユルマズ副大統領は、攻撃はトルコの防衛産業を標的にしたものだと言いました。「しかし、こんな攻撃で、わが防衛産業の英雄的従業員らを妨害することはできない。独立トルコの理想のために働く市民は、だれもこんな攻撃にはへこたれない」

ユルマズ・トゥンチ法務相は、この攻撃に関して、「アンカラの主任検察官室が法的調査を開始し、副主任検察官と8人の検察官が任命された」と発表しました。「テロとテロリスト組織に対する強力かつ決然たる戦いは、通常通りつづくだろう」と法務相は付言しました。

国営の武器製造企業TUSASのウエブサイトによれば、同社の従業員数は15,000人、500万平米の広大な生産エリアを有しています。


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トルコとヨルダンの外相が中東について話し合う

2024年10月15日 | 国内
10月15日 トルコとヨルダンの外相が、レバノンに対するイスラエルの攻撃が激化する中東の最近に状況について話し合うために、トルコの首都アンカラで会談します。レバノンは中東にさらに紛争が拡大することを恐れています。

 Huriyet
ヨルダンのサファディ外相(右)とトルコのフィダン外相


ヨルダンのアイマン・サファディ外相は、10月15日、アンカラを訪れ、トルコのハカン・フィダン外相と会談します。サファディ外相はまた、トルコ大統領府が組織するパレスチナに関する国際的協議会に出席します。サファディ外相は協議会の討論会にも出席するでしょう。

外交ソースによると、両外相は二国間問題の他に、中東の平和と安定のための共同の対策を検討するでしょう。トルコとヨルダンは多くの国際的な場で、中東問題に関して同じ立場をとっています。

フィダン外相は両国間の対話が継続することが重要だと強調し、トルコは両国の協力に満足していると語るでしょう。イスラエルのガザのパレスチナ人大量虐殺と、レバノンへの攻撃を止めさせるためには、ヨルダンの支持と介入が必要だと、トルコは考えています。

両外相はまた、世界の非難を浴びている、最近のレバノンでの国連軍に対するイスラエルのへの攻撃についても話し合いました。


トルコの船がイオニア海で動けなくなった不法移民らを救った

トルコの船の船長と乗組員が、イオニア海で動けなくなっていた78人の不法移民を救助しました。移民らはヨーロッパへ行くつもりでしたが、船の船長が船を捨てて消えてしまったため、動けなくなっていました。

 Hurriyet

「10月14日の午前2時20分頃、私たちの船から20分くらいのイオニア海にいる1隻の船が救助を求めてきました」と、トルコの船のウフク・アクダー船長は言いました。

アクダー船長と乗組員は、船が動けなくなっているという報告を受けて、すぐに救助活動をはじめ、移民らを救助した後、食物や飲み物、毛布などを提供しました。

イラク人、イラン人、エジプト人、アフガニスタン人だという不法移民たちは、救助されるまでの4日間、海に漂っていたとアクダー船長は言いました。移民らの中には6人の子供と10人の女性がいました。

船長らは移民を救助した後、ギリシアの沿岸警備隊に連絡しました。イオニア海はイタリア南部とギリシアに挟まれた海域です。「しかし、ギリシアの警備隊は来なかったので、私たちは39マイル北のギリシアのピロス港まで彼らを運び、移民たちを安全にギリシア当局に引き渡しました」とアクダー船長は語りました。


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ハイダルパシャ駅に火災探知システムが設置される

2024年10月13日 | 国内
10月14日 イスタンブル当局は歴史的なハイダルパシャ駅の防火対策に取り組んでいます。アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相は、進行中の修復校Ⓙの一環として、新たに火災探知・消火システムを設置する計画を発表しました。

 Hurriyet

多くの消防署が推奨しているこのシステムは、火災を探知し、消防隊が現場に着く前に火がひろがるのを防ぐよう設計されています。「火災探知・消火システムの現場での使用調査はまだ進行中です」と、ウラルオール運輸相は国会での質問に応えて言いました。

運輸相によると、現在行われている修復作業には、屋根、屋根裏、2つの塔、待合室、化粧レンガ、ステンドグラス、木製の窓とシャッターの修復と、ファサードの照明の設置、補強作業などが含まれています。

修復作業が終了すれば、列車の運行は再開すると、ウラルオール運輸相は言いました。116年昔に建てられたこの歴史的建造物は、トルコの重要なランドマークのひとつでもあります。

駅舎は2010年11月28日の大火で大きな被害を受け、屋根は崩壊し、駅舎の数か所は使用不能になりました。修復作業中の発掘で、考古学的遺跡が出土しましたが、遺跡の整備を含めて、修復作業は年内に終わる予定だそうです。


イスタンブルに豪雨、寒波がトルコを襲う

10月12日、豪雨がイスタンブルを激しく見舞い、日常生活を麻痺させました。英国拠点のWXChart のデータによると、10月25日には、寒波はトルコ全土を襲うと予想されます。

 Hurriyet

イスタンブルでは激流のような雨のため、数か所に水たまりができ、交通渋滞と事故が多発しました。雨の後、キュチュクメジェ地区では地滑りが起こり、5階建てのアパートの塀が崩壊しました。当局は事前に住民を避難させました。
イスタンブル空港では、雷雲と豪雨のため、何便かのフライトは着陸前に空中旋回を強いられました。

今後、全国で広範に激しい降雨があり、気温は全国的に大きく下がると思われます。トルコ東部、とくに北部のトラブゾンとエラズー、中央アナトリアのシワスは、マイナス4度から7度まで下がるだろうと予想されます。東部エルジンジャンは、マイナス11度まで下がるかもしれません。

「今週の後半は暖房具と冬服を用意しなければなりません。冬のような秋は、10月17日から始まるでしょう」と気象学博士のオルハン・シェン教授は指摘しています。

「アナトリアの山々は、来週末には雪が見られ、全国で雨が気温を下げるでしょう」とシェン教授は付言しました。


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運輸省が歩行者のためのイスタンブル橋開設を検討

2024年10月11日 | 観光
10月11日 運輸インフラ省は、現在、イスタンブルのボスフォラス海峡に架かる「7月15日殉教者橋」を歩行者にも利用できるようにすることを考慮中です。現在、橋に付属する歩道橋は安全のため閉鎖されています。

 Hurriyet

運輸省当局がヒュリエット紙に語ったところによれば、このプロジェクトはまだ正式に決定してはいないが、厳しく規制された「観光開発事業」として考慮されているということです。

3年がかりで完成し、1975年に開通したこの橋は、2つの大陸を結ぶ3つの橋の中で最初の橋で、当初は「ボスフォラス橋」と呼ばれていました。その北に,「ファティフ・スルタン・メフメト橋」ができてからは、一般には「第一の橋」と呼ばれるようになりました。

2016年、テロ組織FETOによる未遂クーデターで、橋の上で多くの命が失われた後、彼らを記念して「7月15日殉教者の橋」と改名されました。

51年昔、この橋が開通したときには、歩行者のための2本の歩道が設置されていました。しかし、安全への配慮と、自殺者の増加のため、歩道は歩行禁止になり、橋は専ら車両の通行用になりました。

運輸省は、歩行者にも親しまれているアメリカのゴールデン・ゲートとブルックリン橋に触発されて、同様のプロジェクトが生まれたのかもしれません。

アブドゥルカディル・ウラルオール運輸相は、イスタンブルの住民の意見の聞き取りも重要だと主張しています。


トルコはレバノンから避難者を帰国させた

レバノンから避難するトルコ市民を乗せたトルコ海軍の戦艦が、木曜、トルコ南部メルシン港に到着しました。

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「TCGバイラクタル号」は、手続きを終えた避難者588人を乗せてベイルート港を出港し、メルシン港に入りました。2番目の船「TCGサンジャクタル号」も、メルシン港に向かっていて、まもなくさらに378人が到着すると思われます。

ブルハネッティン・ドゥラン副外相、アリ・ハムザ・ペフリヴァン・メルシン県知事、その他職員が、最初の船で着いた人々を歓迎しました。歓迎式で、ドゥラン副外相は、困難な旅を終えた市民たちを安全に連れ戻せたことに大いに満足していると語りました。

「これら2隻の船はまた、ベイルートに人道支援物資約300トンを運びました。われわれは領事館のコール・センターによる避難要請に応じていきます」と副外相は言いました。

トルコ外務省によれば、約1900人のトルコ市民が、レバノンを去りたい意向だそうです。トルコの船で避難したのは、878人のトルコ市民と、24人の北キプロス・トルコ共和国市民を含む966人です。


   
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この9月は記録史上、二番目に暑かった

2024年10月08日 | 国際
10月10日 先月は世界的に観測史上、二番目に暑い9月で、今年は史上、最も暑かった年になることは「ほぼ確実」と、EUの気候モニター「コペルニクス」は言っています。

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「コペルニクス気候変動サービス」によると、先月の地球の平均気温は、2023年9月に次いで、2番目でした。9月には世界の多くの地域で、「極度な」降雨と破壊的な嵐に見舞われ、気候変動による地球の温暖化につれて、深刻な事故が頻繁に起こっています。

暖かい空気は水を蒸発させますから、温暖化によって海は蒸発し、より降雨量を増やすことになります。1か月中に、ハリケーン「ヘレン」がアメリカ南部を攻撃し、台風「クラソン」が台湾を襲い、ストーム「ボリス」が中央ヨーロッパに洪水と破壊をもたらしました。

「私たちがしばしば体験している豪雨は、今月、温かい大気によって悪化し、2,3日中に1か月分の雨を降らせました」と、「コペルニクス気候変動サービス」のサマンサ・バージェス副館長が語りました。

2023年は記録史上、最も暑い年でしたが、2024年の1月から9月はさらに暑くなったと、コペルニクスは言いました。2024年が記録史上、最も暑い年になることはほぼ確実と、コペルニクスは言っています。


トルコはレバノンから自国民を避難させはじめた

トルコはレバノンから約2000人の自国民を避難させるため、船を送りました。駐ベイルート・トルコ大使は、レバノンからのこの種に避難としては最大規模のものだと言っています。

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トルコに帰るため、ベイルート港で船を待つ人々


トルコ国民とその家族を乗せた2隻の海軍艦艇は、木曜の朝早く、トルコ南部のメルシン港に着くだろうと、アリ・バルシュ・ウルソイ駐ベイルート・トルコ大使が記者団に語りました。

ベイルート南部では、イスラエルの攻撃が夜を徹してつづいています。2隻の船はベイルートに向かって出港しました。「船は2000人収容できます。レバノンからメルシンへの避難を望むトルコ市民はこの船で帰国できす」とトルコ大使は言っています。

レバノンには、登録されているトルコ市民は14000人いると推定されますが、レバノンの安全性が怪しくなってきたため、トルコは火曜、避難船について発表しました。

レバノン国民に対するトルコの支援を示すために、2隻の船には、テントや寝具、衛生用品、厨房用品を含む、ほぼ300トンの人道支援物資が積まれていると、大使は言いました。

9月23日以来、イスラエルはレバノンのヒズボラの本拠地への攻撃を激化させ、1100人以上を殺害し、100万人が家を追われたと、国連難民応答弁務官事務所(UNHCR)は言っています。


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トルコはトゥルカレムへのイスラエルの空爆を非難、世界的な行動を要請

2024年10月06日 | 国際
10月8日 トルコ外務省は、占領下にある「西岸」のトゥルカレムへのイスラエルの空爆を強く非難し、ガザの大量虐殺を「組織的な国際法違反」とイスラエルを告発しました。

 Hurriyet

この声明で、トルコ外務省は、イスラエルのガザでの行動とレバノンへの侵攻を、国際法と安全保障に反する深刻な脅威だと語りました。トルコ外務省は国際的な組織、とくに国連に、パレスチナ人の権利の保護に助力するよう要請しています。

トルコはトゥルカレムの爆撃で殺害された人々の遺族に弔意を表明し、国際社会に早急にイスラエルの行動を止めさせる対策をとるよう呼びかけています。

木曜遅くの空爆によって、18人のパレスチナ人が死亡し、「西岸」トゥルカレムの難民キャンプには数人の負傷者がいます。国連安保理の即時停戦を要請する決議にもかかわらず、イスラエルは執拗にガザへの攻撃をつづけています。


トルコはイスラエルのガザ「大量虐殺」一周年を告発した

トルコのファフレッティン・アルトゥン報道局長は、月曜、イスラエルのガザ「大量虐殺」一周年を強く非難し、世界がこの問題にかかわるよう促しました。

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「イスラエルは大量虐殺を行い、生活必需品の受け取りも妨害し、その結果、ほぼ50,000人のパレスチナ人を死亡させた」とアルトゥン局長はXで言いました。

アルトゥン局長は1年に及ぶイスラエルのガザ攻撃を、近年最大の弾圧だと言い、この残忍性が罰せられないことはあり得ないと断言しました。

彼はまた、イスラエルは、公理、道徳、限界を超えた大量虐殺を行い、市民、医療従事者、ジャーナリストの見境なく標的にしていると非難しました。「イスラエルはやがて、この極悪非道の責任を取らされるだろう」と彼は主張しました。

アルトゥン局長はトルコのスタンスを再確認しました。「エルドン大統領の下、われわれは無辜の人々の側に立ち、弾圧に反対しつづける」

「イスラエルは爆弾によって42,000人のパレスチナ人を殺害しただけでなく、人間の正義の信念と共存の希望までも破壊した」とアルトゥン局長はXで付言しました。

ガザの200万人のパレスシナ人の窮状を、局長は「屋外の牢獄」と言い、国際的な行動を促しました。


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