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トルコ・オリジンの科学者たちが新ユーロ札の顔になるかも

2022年01月04日 | 国際
1月3日 欧州議会のモーリッツ・ケルナー議員が、バイオンテク・コロナ・ワクチンの開発者であるオズレム・テュルジ氏とウーウル・シャヒン氏の写真をユーロの新札の顔にすることを提案しました。

 
 Hurriyet

ドイツの自由民主党(FDP)の政治家であるケルナー氏は、ヴェルト・アム・ゾンターク紙に、新札にはシャヒン氏とテュレジ氏のようなヨーロッパの重要な人物の写真を使うべきだと語りました。

2人の人生行路は、起業家精神、優れた科学的才能、オープンな移民社会の可能性などについて考えさせられるストーリーだと、ケルナー氏は言い、ワクチン開発における2人の成功は、何百万人のヨーロッパ人の命を救ったと力説しました。

シャヒン氏も、テュレジ氏も、1960年代にトルコからドイツに移住した移民の両親のもとに生まれました。トルコのイスケンデルンに生まれたシャヒン氏は、1965年、4歳のとき、ドイツに来て、彼の父親は自動車工場で働きました。彼はケルン大学で医学を学び、ザールラント大学の医療センターで、数年働きました。

テュレジ氏は、イスタンブルからドイツに移民したトルコ人医師の娘です。彼女はザールラント大学の医学部で医学を学び、ドイツのガンの免疫療法のパイオニアになりました。

ユーロの導入から約20年、欧州中央銀行は、ユーロ札のデザイン刷新を考え始めています。新しい札が流通するまでには、何年もかかるでしょうが、中央銀行当局は、新札のデザインについて調査を行うことを考えています。

欧州中央銀行の執行役員会は、2024年には、新しい札の製造と導入について決定すると思われます。


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