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アンカラの「そり祭」に家族連れが集まった

2022年01月29日 | 国内
1月29日 寒さがつづき、首都アンカラも雪に覆われましたが、市内チュブク区では雪祭が行われ、大勢の家族連れが集まって、さまざまなイベントを楽しみました。

  
 Hurriyet

市内で初めて行われた「そり祭」では、家族連れがチュブクー2ダムの周辺のスロープで、そりレースを競いました。ピクルスを食べたり、綱引きをしたり、雪だるまつくり競争に参加する人たちもいました。競技の勝者には賞品が贈られました。

「待ち望んでいた雪が1週間も降りました。私たちはこれを、休暇中の子供たちが楽しむチャンスに変えたかったのです。そり競争をしたのも、そのためです」と、チュブク区のバキ・デミルタシュ区長が、競技後に言いました。チュブク区では雪が30センチも積もったところもありました。

猛吹雪のため出張中のラビがモスクで一夜を明かした

猛吹雪のためイスタンブルのモスクに避難していたラビ(ユダヤ教の聖職者)が、無事イスラエルに帰りました。

 Hurriyet

カシュルート(ユダヤ教で許されている食品)の管理者でもあるラビのイスラエル・エルバウムさん(62)は、仕事でイスタンブルに来ていましたが、猛吹雪のため高速道路で半日、立ち往生し、トルコの治安部隊にモスクに誘導されました。

エルバウム・ラビはテルアビブ行きのフライトが発つ前に、イスタンブル空港で記者団に、皆さんに助けられ、温かいモスクで一夜を明かすことができたと語りました。

「皆さん、とても親切に、私たちを助けてくれました」とラビは言いました。「翌朝にはムスリムの礼拝者たちとともに、シャハリート(ユダヤ教の朝の祈り)を祈りました」

彼はまた、トルコのアシュケナージのメンディ・チトリク・チーフラビにも助けられたと語りました。「わが友、エルバウム・ラビも、雪のため車が動けなくなりましたが、元気に帰国しました」とチトリク・チーフラビはツイッターにシェアしました。


・・・アシュケナージはディアスポラで東ヨーロッパに定住したユダヤ人です。

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