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イスタンブルの古い灯台が修復を終え再開される

2022年01月19日 | 国内
1月19日 イスタンブルの北東端に位置する歴史的灯台が、修復作業を終え、再開されました。

  Hurriyet

オスマン・スルタン・アブデュルアジズ1世の命により、1859年、フランスの技術者たちによって建てられた灯台は、イスタンブルの北の斜面で黒海を望見しながら、2020年8月まで、その役目を果たしてきました。

1年半の修復作業を終えたシンボル的灯台は、アディル・カライスマイルオール運輸インフラ相を初め、地方職員や住民も参加した式典とともに、再開されました。運輸インフラ相は、493基の灯台が修復中だと言いました。その中の41基が歴史的灯台だそうです。

カライスマイルオール運輸インフラ相はまた、イスタンブル南端のアフルカプの歴史的灯台と、ヤロヴァのマルマラの灯台も、修復が終わろうとしていると言いました。

シレ岬の急な崖に建つ石造りのこの灯台は、高さ19メートル、光源室の周りは八角形の回廊になっています。最初、灯台は灯油で灯がともされていましたが、その後、炭化物を使うダレン・ライトに替えられ、1968年から電気になりました。

水切り(雨押さえ)には、回転する8枚のパネルが使われていますが、いまも塔内の振り子式装置によって動いています。2010年には、この灯台の150周年を祝って、地元行政が式典を主宰し、イスタンブルのアジア側の町村の住民たちが大勢参加しました。


「エルビル=エレヴァンのチャーター便がまもなく始まる」運輸相

トルコとアルメニアの特使が、関係正常化のための会談を行った後、トルコは、イスタンブルとエレヴァン間のチャーター便が、2月2日から再開されると発表しました。

トルコ運輸相の声明文によると、トルコとアルメニアの会談は、この1月に始まりました。「この会談によって、相互のフライトの再開が決まった」と、運輸相の最近の声明は言っています。民間航空総局は、トルコの民間航空「ペガサス」が、週3便、エレヴァンに飛ぶことを承認しました。

アルメニア当局もまた、民間航空「フライト・ワン・アルメニア」が週3回、イスタンブルに飛ぶことを許可しました。アルメニアはまた、1月初旬、トルコ商品に対する通商禁止を解除しました。

トルコのセルダル・クルチ特使とアルメニアのルベン・ルベンメン特使は、1月14日、モスクワで関係回復のための初の会談を行いました。両特使は最初の会談を肯定的で建設的と評しました。両特使は、今後、さらなる話し合いを行うでしょう。


  ・・・「ペガサス」はトルコの格安航空会社、「フライト・ワン・アルメニア」はアルメニアの格安航空会社です。

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