メンデレス元首相を記念する博物館がオープンする

１月１５日　トルコの元首相アドナン・メンデレスを記念する博物館が、エーゲ海地方アイドン県コチャルル地区に建てられ、１月１５日、公開されます。

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アドナン・メンデレスは１９６０年代の初め、軍の臨時政府によって解任され、その後、処刑されました。「民主主義博物館」と名づけられたこの博物館は、エルドアン大統領も参加する式典とともに、一般に公開されます。

博物館はメンデレスの故郷、チャクルベイリに建てられました。「メンデレスの故郷の町の町長であることを誇りに思います」と、チャクルベイリのオゼル・オルジャン町長は、１月１３日、デミルオレンニュースに語りました。

町長は若者たちもこの博物館を見るよう勧めています。［６５歳以上の人は彼を知っていますが、若い人々も彼をよく知って欲しい」

１９５４年、メンデレスが農場で使っていたトラクターと、１９５０～１９６０年、彼が使っていた公用車が、博物館の入口に展示されます。館内の展示場には、独立戦争の勲章など、彼の私物が展示されます。デジタル図書館では、メンデレスの時代の新聞や、彼が裁かれた軍事裁判をシネヴィジョンで見られます。

「この博物館の中には歴史があります」と、オルジャン町長は言いました。コチャルルのネディム・カプラン区長は、メンデレスを「民主主義の殉教者」と呼び、この地区の重要性を強調しました。「この博物館の見学を皆さんにお勧めします」

２０２２年、トルコは３５０億ドルの観光収入をめざす

トルコは２０２２年、３５０億ドルの観光収入を生み出すことを目標にしていると、メフメット・ヌーリ・エルソイ観光相は言い、早い休暇の予約がもう入ってきていると付言しました。

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「２０１９年はとてもよい年で、トルコは約５１７０万人の外国人ツーリストを迎え、収益は３４５億ドルになりました。しかし、コロナ・パンデミックになった２０２０年は、トルコを訪れる外国人ツーリストは１６００万人になり、収益も１２０億ドルに減少しました」と、エルソイ観光相は１月１３日、テレビ・インタビューで語りました。

パンデミックで、世界のツーリズム活動は８０％まで縮小しましたが、トルコは６８％の縮小でした。「しかし、私たちが予言した通り、２０２１年には、トルコの観光産業はV字型復活を見せました。昨年は２９０万のツーリストがわが国を訪れ、収益は２４０億ドルになりました」と観光相は言いました。「統計局は今月末には２０２１年の最新の公式データを発表するでしょう。外国人ツーリストの来訪は、おそらく昨年の２９００万を超えるでしょう」

エルソイ観光相はまた、早い休暇の予約はすでに、昨年に比して６５％増加していると言いました。「２２か国のテレビで、トルコをプロモートするキャンペーンが放映されています。オミクロンの波が引いたら、予約はさらに増加するでしょう。私たちは英国から２５０万の来訪者を期待しています」

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トルコとアルメニアがモスクワで正常化会談

１月１４日　トルコとアルメニアが１月１４日、モスクワで関係正常化のための話し合いを行いました。両国関係の正常化のための話し合いは、２００９年以来、初めてです。

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トルコの前駐米大使のセルダル・クルチ特任大使と、アルメニア国会副議長のルーベン・ルビニヤン特使が、何年間もの敵対後の両国の関係修復のためのロードマップを描くために、モスクワで会談しました。

正常化のプロセスには、外交関係の樹立、閉ざされた国境の開放、両国間の経済、貿易、運輸プロジェクトの開始も含まれるでしょう。信頼構築のための一環として、トルコはエレヴァンへのチャーター便を再開するでしょう。アルメニアはトルコ商品の輸入禁止の解除を決めました。

最初の会談はモスクワで行われましたが、トルコは、第３者の仲介なしでアルメニアとの会談を望むと言いました。

１９９３年、ナゴルノ・カラバフ地方に関する紛争中だったアゼルバイジャンとの連帯を示すために、トルコはアルメニアとの国境を閉鎖しました。それ以来、トルコとアルメニアは直接の貿易ルートはなくなりましたが、間接的な貿易は行われ、２０２１年にはその額は３８０万ドルになっていました。

２００９年、トルコとアルメニアは、外交関係を樹立し共通の国境を再開するために、「チューリッヒ協定」に調印しましたが、アゼルバイジャンの反対のため、協定は承認されませんでした。

昨年、トルコは、アゼルバイジャンとアルメニアのナゴルノ・カラバフをめぐる６週間の紛争中、強くアゼルバイジャンを支持しました。紛争はロシアが仲介した平和交渉で終結し、アゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフの大きな部分の支配権を得ました。この展開によって、トルコとアルメニアの関係正常化は弾みがつきました。

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