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「コロナは拡大しているが、学校を閉鎖する計画はない」教育相

2022年01月05日 | 国内
1月5日 コロナの1日の感染数が54000以上になったのは、この1年間でも初めてだと、当局も報じましたが、マフムート・オゼル教育相は、まだ学校を閉鎖する計画はないと言いました。

 Hurriyet

「現時点ではまだ学校の閉鎖は問題になっていません。私たちは経過を見ています」と教育相は、シャンルウルファ県の知事室を公式訪問中に語りました。オミクロン株感染の拡大は加速しているが、学校ではしかるべき対策が取られている現在、大騒ぎする状況にはなっていないと、教育 相は言いました。

トルコ保健省は、この1日の新たなコロナ感染者数は54,724人、死者は137人、回復した人は26,561人と確認しました。

「オミクロン株はイスタンブルでは全感染者の半数を超えています」と、ファフレッティン・コジャ保健相はツイッターで言い、新しいウイルスによる感染の増加は他の県でも見られると付言しました。「どこにいても同じように、対策をしっかり守ってください」と、コジャ保健相は強く言いました。

保健省コロナ科学委員会のメンバー、テヴフィク・オズリュ教授は、オミクロン株は拡大の速度が速く、感染しやすいと言いました。「デルタはこんなに早く感染しなかった」と、オズリュ教授は言い、次のウエイブを乗り切るためには、ワクチン接種はマストだと力説しました。

同じく科学委員会のメンバーのヌレッティン・イーイト教授も、感染の増加に対抗するためには、マスク着用と、ソシアルディスタンスの厳守、ワクチン接種が重要だと強調しました。『私たちはデルタ株で3万という数を体験しましたが、入院や、集中治療室、死亡に関して、大きな影響は受けませんでした」とイーイト教授は語り、その最も大きな理由は、ワクチン接種した人の人口が多かったからだろうと言いました。


海辺の小屋のために、ウミガメの孵化場が危機に

ウミガメの孵化場として知られる地中海岸アンタリヤの海岸クムキョイに、地元民が建てた小屋が、この地気を保護している環境活動家や動物愛護組織の怒りを買っています。

 Hurriyet

アンタリヤ・アクス地区の中心から2キロのクムキョイは、昨年、優れた自然保護地域を宣言しましたが、いま、周辺の村人たちが建てた小屋が増えたため、自然の生物たちが脅かされる状況になってしまいました。

活動家によると、ビーチの現状は、この場所をねぐらにしている渡り鳥やウミガメを危険にさらしています。「毎年訪れているビーチですが、今回はまるで変ってしまった」と、鳥と自然を観察しているギョクチェ・ジョシクンさんは言いました。彼女はパラダイスだったビーチにびっしり建てられた小屋の写真を撮り、ソシアルメディアにシェアしました。

ジョシクンさんは「ビーチは生ゴミでいっぱいです。人間の廃棄物によって鳥たちが被害を受けています」と言い、行政はできるだけ早く、この地域に関して必要な決定を下すべきだと指摘しました。

「そこらじゅうにガラスやプラスティックがあります。できるだけ早く、この地域に関して根本的な決断を下すべきです。でなければ、自然の生物たちはまもなく消えてしまうでしょう」と彼女は言っています。

NGOもすぐに対策を取らなければ、まもなくビーチは消えてしまうと、ジョシクンさんと同意見です。環境調査協会のアリ・フアト・ジャンボラト会長は、ジョシクンさんがシェアした写真がすべてを語っていると言い、地元行政にできるだけ早くこの問題に対処するよう勧告しました。

アクスのハリル・シャヒン町長は、この問題を慎重に考えていると、ヒュリエト紙に語りました。「小屋は住民たちによって取り壊され始めました。私たちはできるだけ早く、この醜いイメージを払拭します」

夏場は気温が40度まで上がるこの地域の住民たちは、毎夏、小屋を建て、夏場だけビーチで暮らす習慣がありました。しかし、パンデミックのために、全国から人々がこのビーチに集まり、小屋を建てて賃貸する人まで現れて、この状況になったようです。


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豪雪がトルコ東部を襲った。学校閉鎖も。

2022年01月05日 | 国内
1月5日 イスタンブルや西海岸では比較的暖かい日がつづいていますが、東部と、北部の一部では豪雪と戦っています。東部諸県への村々への道路798本が、大雪と猛吹雪と凍結のために封鎖されました。5 県20地区の学校の一時閉鎖命令も出されました。

  
 Hurriyet

寒波の影響を最も受けているのはエルジンジャン、カルス、エルズルム、アールで、予報では降雪は今日もつづくでしょう。カスタモヌーとトカトでは、今後の降雪が予想されます。

中央アナトリアのシワス県イムランル地区では、マイナス21.7度という最低気温が記録されました。また。黒海岸のトラブゾン県トンヤ地区では、悪天候のため、高地の道路で動けなくなっていた6人の地元民が
捜査・救助協会の隊員に救助されました。

6人は車の中に閉じ込められていましたが、6時間後に車から救出され、安全な場所に運ばれました。6人の体調は良好です。


2月にはオミクロンが優勢になるだろうと、専門家が警告

「2月にはオミクロンがトルコで支配的なコロナウイルスになるだろう。トルコではウイルス感染がつづき、4万5000人に近づいている」と、保健省科学委員会の教授が警告しました。

 Hurriyet

「1月の最後の週か、2月の最初の週に、オミクロンはトルコで支配的なウイルスになるでしょう」と、イズミル・キャテイプ・チェレビ大学のアルペル・シェネル教授が、1月4日、デミルオレンニュースに語りました。

シェネル教授は、1か月以内に、外来患者数が大きく増加すると思うと言いました。「総合病院が全国的に満杯になるでしょう」

教授はブースター接種を受けるよう勧めています。「2回の接種だけではオミクロンに対してじゅうぶんではありません。3回目の接種が必要です」と教授は言い、3回目のワクチン接種を躊躇する人がいることに懸念を述べました。

エーゲ大学小児科医学部のザフェル・クルギョル部長も、シェネル教授と同意見です。クルギョル部長は、1月末には、1日の感染者数は記録を破ると推測しています。「2月初めには、1日の感染者数は10万に達するかもしれません」

クルギョル部長は、オミクロンの拡大を阻止するために、子供たちのワクチン接種計画を始めるべきだと勧告しています。5歳から11歳の子供に対コロナのワクチン接種をするよう家族からの強い要望があると、彼は1月4日、ヒュリエト紙に語りました。

「トルコでは、12歳から16歳の若者たちは接種を受けています。しかし、5歳から11歳のワクチン接種を始める必要があります」とクルギョル氏は言いました。「オミクロン株の感染は若者や子供に多く見られます。世界では、5歳から11歳の年齢グループの間にも、感染が増加しています」


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「60歳以上の人々は危険」と保健相が警告

2022年01月05日 | 国内
1月4日 ファフレッティン・コジャ保健相が[60歳以上の人は危険」と警告し、1日のコロナ感染者数が3万~4万で停滞している昨今、コロナ・パンデミックに対して警戒するようくり返し要請しました。

 Hurriyet

「先月発表されたデータは、60歳以上の人と慢性疾患を持った人の死亡率が高いことを示しています。高齢者と慢性疾患のある人は自分自身をしっかり守ってください。ワクチン接種運動は1年たとうとしていますが、フルスピードでつづけます」と、保健相は言いました。

コジャ保健相が発表したデータによると、5690万人以上の人々が1回目のワクチン接種を受け、5160万人が2回目の接種を受けています。3回目の接種を受けた人は1940万人になります。

2回目のワクチン接種を受けた人の割合が最も多いのは地中海地方のオスマニエ県で、87.7%の人が2回目の接種を受けました。次が黒海岸のオルドゥ県、中央アナトリアのアマシヤ県、南西部のムーラ県の順です。

オスマニエ県では、エルディンチ・ユルマズ知事も参加して、コロナ対策に関する総合的な検査を絶えまなく続けています。ワクチン接種率でトップになったことで、ユルマズ知事は住民の気遣いに感謝し、コロナ対策を守り、ワクチン接種を行い、ともにコロナウイルスと戦うことの重要さを再度、喚起しました。

「オスマニエはコロナウイルスを最初に根絶やしにする県になるでしょう。私たちはそれを信じて努力しましょう」と知事は言いました。


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