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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコとシリアが新たな協定の下に、直通道路の再開に合意

2025年06月30日 | 国際
7月1日 トルコとシリアは、国際道路に関する新たな覚書に署名し、2国間を直結する陸上輸送再開の道を開いたと、トルコのアブドゥルカディル・ウラルオール運輸相が言いました。

 Hurriyet

ウラルオール運輸相は、イスタンブルで開かれた「世界輸送接続フォーラム」で記者団に、この協定は2004年の「国際道路輸送協定」を復活させるものだと語りました。

協定によると、トラックは貨物を他の車輛に積み替えることなく国境を超えることができ、ビジネスがより迅速、容易、安価にできるようになります。

「国境での貨物の積み替え作業の必要がなくなり、トルコ=シリア間を直接輸送できるようになります」と運輸相は言いました。

両国はまた、トルコからヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、湾岸諸国を結ぶトランジット輸送の開始にも合意したと、運輸相は付言しました。


「私の祖父はオスマン帝国からアメリカに移住した」駐土・米大使

トム・バラック駐トルコ・アメリカ大使は、中東の平和への進路で重要な役割を果たしているトルコは、中東の原動力を再認識させるカギだと強調しました。

 Hurriyet

バラック大使はアナドル通信のインタビューで、イスラエル=イラン間の緊張に触れ、いまこそ新しい道を創り出すときであり、トルコはその新たな道のカギだと言いました。

アメリカのシリア特別代表でもあるバラック大使は、トルコへの個人的な深い想いについて語りました。「私の祖父は1900年、オスマンのパスポートと13リラを持って、アメリカに移住しました。私は私のDNAが生まれた土地へ、トランプ大統領の外交官として帰ってくることができました」

バラック大使は、アメリカとㇳルコの関係と最近の中東の状況について語りました。バラック大使はまた、ハーグでのNATOサミットで、トランプ大統領とエルドアン大統領が会談したことに言及し、トランプ大統領とエルドアン大統領、またトルコのフィダン外相とアメリカのルビオ国務長官は良好な個人的関係を共有していると言いました。「歴史的にも極めて重要な時代にあるいま、この4人 ー 2人の大統領と2人の外相は親しみと理解を共有し、信頼し合っています」

バラック大使はエルドアン大統領とトランプ大統領が、2回、電話で話し合っていることにも触れ、この対話が2人の信頼関係を築くのに役立っていると指摘しました。

バラック大使は、中東と近東がつくる新しい時代が始まりつつあると強調し、アメリカはつねにトルコをNATOの同盟国として見ていると言いました。

 
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野火がトルコ全土に。消火活動に何百人もが動員された

2025年06月29日 | 国内
6月30日 トルコの数県で森林火災が起こり、全国で陸空の消火活動がつづいています。サカリヤ県とビレジク県の県境の大火は、2日を超えて燃えつづけています。

 Hurriyet

北西部サカリヤ県で起こった火事は、強風にあおられて、たちまちビレジク市へひろがり、16の村の住民が避難しました。700人以上の職員、200台の車両、11機のヘリコプター、何十台もの消火器が、消火活動に使われたと当局は言っています。

イブラヒム・ユマクル農林相は、土曜、火災はおそらく35キロ平米にひろがっていると言いました。「出火からわずか7分で、急速にひろがった」と、農林相はビレジクで語りました。

農林相はまた、この2日間で、全国で150件の野火が発生し、うち83件は土曜日に起こったと言いました。「サカリヤ、ビレジク、マニサのアクヒサル地区、ボルのギョイニュクの火災はとりわけ深刻でした」

消火活動には他の地域から応援が送られました。バルケシル、アンタリヤ、カフラマンマラシュ、ガジアンテプの4県の火災は、空陸からの消火活動によって、部分的に抑制されたと報じられました。

1000人以上の職員と、何十機もの航空機が消火活動に参加しました。


英国外相が両国間の会談のため、初のトルコ訪問

英国のデビッド・ラミー外相が、6月30日、初めてトルコを訪れ、トルコのハカン・フィダン外相と会談すると、トルコ外務省ソースが国内メディアに語りました。

 Hurriyet
初めてトルコを訪れた英国のラミー外相(右)とトルコのフィダン外相


会談で、フィダン外相は、NATOの同盟国である戦略的パートナー英国に、トルコの関与を強調し、両国の前向きな軌道に満足の意を表明し、全分野におけるさらなる協力の強化を目標にしていると語るでしょう。

会談ではまた、安全保障とテロ対策での両国の密接な協力を実現することの重要性が強調され、また、経済、貿易、財政、防衛産業、観光なども、両国間の結束の原動力として認識されるでしょう。

また、トルコと英国間の経済関係を加速させ、貿易を拡大させるためには、自由貿易協定のための交渉の重要性が強調されると予想されます。

EUに加盟していない同盟国であるトルコと英国は、ヨーロッパの防衛と安全保障のための構築の一部といえます。また、変化する世界の安全保障環境の中で、防衛産業で両国が協力する必要も論じられるでしょう。

英国に住むトルコ・オリジンの市民約50万人が両国関係に貢献していることも、この会談で承認されるでしょう。


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「イスタンブルでの次の和平交渉会議を行う用意がある」プーチン大統領

2025年06月28日 | 国際
6月29日 ロシアのプーチン大統領は、金曜、ロシアはウクライナ平和交渉の次回会議をイスタンブルで行う用意があると言いました。

 Hurriyet

プーチン大統領は、ベラルーシのミンスクでの記者会見で、6月2日にトルコで交渉された戦争捕虜交換が完了した後、イスタンブルで行われるロシア=ウクライナ和平交渉の第3回会議の日にちを決めると言いました。

「われわれは次の会議の用意ができている。場所と時を決める必要がある。私はトルコ共和国大統領のエルドアン氏に,このプロセスを任せたいと思っている。この件に関してエルドアン氏には深く感謝している」とプーチン大統領は言いました。

次のロシア=ウクライナ会議の日にちは、交渉チームのリーダーが決めると、プーチン大統領は付言しました。

「われわれはイスタンブルで会議を行う用意ができている。しかし、いつ行うかは両サイドのリーダーらが決める。彼らは連絡をとりあっている。会議のときはまもなく決まる」とプーチン大統領は言いました。

大統領は自身の意見として、チームは平和条約に関する覚書について話し合うだろうと付言しました。


シリアはトルコの支援で保健・教育プロジェクトを急いでいる

シリアは全国的なサービスの質を向上させるために、トルコと協力協定を結び、高等教育と保健の分野で大きな一歩を踏み出しました。

 Hurriyet

トルコと交わした協定は、全国的な教育と保健のサービスの質を向上させることを目標としています。シリアの閣僚らはアナドル通信に、教育と保健ケアの向上は、戦後の復興に大きな役割を果たすと強調しました。

マルワン・アルハラビ高等教育相は、旧体制下では高等教育システムに問題があったが、現在は大きく改善されていると語りました。

旧政権は倒れたが、教育施設は深刻なインフラと支援体制の崩壊によって、大きなダメージを受けていると、アルハラビ高等教育相は言いました。「わが国は研究者の多くを失い、国際的協力も停滞しています」

「多くの研究者が故国を去り、わが国は学術的孤立に陥っています」とアルハラビ氏は付言しました。「しかし、最近は、高等教育分野に前向きの兆しが見えてきています」

「神の恵みによって、勝利と解放の後、人々は祖国に帰りはじめ、制裁も一部緩和され、大学も復活し始めました」と高等教育相は言いました。

アルハラビ高等教育相は、復興におけるトルコの役割の重要性を強調し、両国は人口頭脳、 サイバー・セキュリティ、ディジタル・トランスフォメーションのような重要な分野において共同プロジェクトを始めていると語りました。


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トルコとロシアが貿易関係を強化するための議定書に署名した

2025年06月27日 | 国際
6月28日 オメル・ボラト貿易相は、6月27日、モスクワに赴き、「トルコ=ロシア共同政府間貿易・経済協力協議会」(JEC)の第19回会議に出席しました。

 Hurriyet

ボラト貿易相はロシアのアレクサンダー・ノヴァク副首相と会談しました。「われわれはJECの共同議長を務めた」とボラト貿易相はX に書いています。

JEC会議では、2人は、世界経済に関する評価、両国間の貿易と経済関係、エネルギー、農業、契約、環境、教育、運輸など、両国の関与する多くの議題を総合的に論じ合ったと、ボラト貿易相は言いました。

「会談の終わりに、われわれは、ロシア=トルコの貿易と経済関係のロードマップとなるこれら議題すべてをカバーするJEC議定書に署名しました」とボラト貿易相は書いています。

貿易相によると、会談では、ボラト貿易相とノヴァク副首相は、トルコ=ロシア間の貿易と経済問題に関する主要な議題を話し合い、今後、行われるプロジェクトに関するアイディアを交換しました。


古代都市マグネシアの広大なアゴラが出土した

西部アイドゥン県ゲルメンジク地区に位置する2400年昔の古代都市マグネシアの発掘で、この遺跡最大のアゴラ(公共広場)の重要な部分が出土し、保存状態のよい、大理石のフロアが現われました。

 Hurriyet

アンカラ大学の言語・歴史・地理学部のギョルケム・キョクデミル准教授率いる考古学チームは、2021年に発掘を始めた25,000平米のアゴラのうちの、ほぼ10,000平米を掘り出しました。

発掘は文化観光省の「未来のための遺産」プロジェクトの一部として行われています。キョクデミル准教授はアナドル通信に、アゴラは何百年間の地震や、ビュユク・メンデレス川の氾濫のために、層をなす泥濘に埋まっていたと語りました。

出土した建物の一部は4メートルの瓦礫の下に埋まっていたにもかかわらず、多くは無傷で見つかりました。「私たちはほぼ10,000平米のエリアを掘り、すばらしい状態のオリジナルの大理石の床を発見しました」と準教授は言いました。

彼によると、アゴラは周囲を回廊と小部屋で囲まれていました。このアゴラは商業用の市場として使われていたのではなく、都市の行政の象徴的な中心だったと、キョクデミル准教授は言いました。「アゴラは都市のハート、魂でした」

発掘が終了すれば、出土した遺物は西部アナトリア史の非常に貴重な資料になるだろうと、準教授は付言しました。


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「トルコは防空システムを全国的に拡大する」防衛当局

2025年06月27日 | 国内
6月27日 トルコは国家防衛への投資の一環として、全国的に防空システムを拡大する計画だと、6月26日、防衛当局が言いました。

 Hurriyet

「われわれは防衛への投資によって、全国的な防衛システムの拡大を計画している」と、国防省ソースが週例の記者会見で発表しました。

トルコは、極超音速兵器、弾道・巡航ミサイル・システム、航空機、船舶、戦車、無人陸・海・空車輛、次世代航空母艦、フリゲート艦などへの継続的な投資によって、総合的な軍事力を高めつつあると、当局は言っています。記者会見は、防衛費の改定が合意されたNATOサミット後に行われました。

トルコの防衛費はすでに、NATOの現在の目標であるGDPの2%を超えています。「トルコはNATOの作戦と任務に貢献しているトップ5の国に入り、NATO第2の軍隊を持っています。さらに、トルコは防衛予算と、防衛産業と研究開発への投資を増額しつづけています」


トラブゾンのアタテュルク館を訪れた人は今年だけで11万2000人に

北西部トラブゾン県のアタテュルク館は、私立博物館として指定され、市が運営していますが、今年は6月までに112,831人が訪れています。

 Hurriyet

市の声明文によると、見学者数は、昨年同期に比して47%増えました。黒海を見下ろす丘の上に立つ館は、近代トルコの創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクがこの町を訪れたとき、住居として使用していました。

アタテュルク館は2022年から1年かけて細部まで修復された後、トルコ共和国100周年の2023年に、一般公開されました。昨年は内外の見学者が315,000人訪れています。

トラブゾンのアフメト・メティン・ゲンチ市長は、この歴史的建物を保護し、文化的観光を促進するために、市は努力していると語りました。この博物館以外の観光名所を訪れる人も増えてきたそうです。

今年は6月までに、9119人が「女子修道院」を、37200人が「チャル洞窟」を、9969人がトラブゾン市立博物館を訪れています。


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全国的に気温上昇、危険な熱波がイスタンブルにひろがった

2025年06月25日 | 国内
6月26日 焼けるような暑さがイスタンブルと全国大部分にひろがりはじめ、当局は健康上のリスクと山火事の可能性について警告を発しました。

 Hurriyet

南部と南東部から熱風によって送られてくる熱波が、マルマラ地方に影響を及ぼし始めたため、イスタンブル市の災害管理センター(AKOM)は、6月24日、警告を発しました。

イスタンブルの気温は34~37度まで上昇し、6月27日は暑さが激化すると予想されます。高温、低湿度、強い北風があいまって、森林火災発生の条件がそろうと、AKOMは警告しています。

AKOMは住民に、熱中症のリスクが高くなる午前11時から午後4時の間は、屋外での活動は避けるように呼びかけています。気象学者たちは全国的な同様の暑さを報告しています。

NTV放送の気象学者ディレク・チャルシュカン氏によると、最も暑い日は6月26日、27日で、多くの地域で猛暑警告が出されています。

「例年より7度から10度気温が上がっています。エーゲ海地方と地中海地方では40度を超すでしょう」とチャルシュカン氏は言っています。

「南東アナトリアでは、42~43度に達するだろうと、私たちは予想しています。アンカラを含む中央アナトリアは35~36度に向かっています」

医療関係者は、熱い時は水分をとり、軽い食事をとるよう勧告しています。高齢者、子供、妊婦、喘息や心臓疾患のある人は、涼しい日陰にいるようにし、直射日光は避けてください。


ドイツのメルツ首相がウクライナ和平のためのトルコの役割を賞賛

ハーグでのNATOサミットで、ドイツのフリードリッヒ・メルツ首相とエルドアン大統領は会談しましたが、メルツ首相は、ウクライナ戦争終結のための仲介者としてのトルコの努力を賞賛し、ウクライナとロシア間の対話を取り持つ重要な役割を演じるトルコの力を指摘しました。

 Hurriyet

メルツ首相は、将来の交渉の場として、イスタンブルかアンカラを提供したエルドアン大統領に感謝の意を表明しました。メルツ首相はまた、ロシアへの影響力を持つトルコが、プーチン大統領を交渉のテーブルに就けさせるよう促しました。

「3年半の恐ろしく、血なまぐさいウクライナの戦争を終わらせるために、私は、ロシアにものを言えるトルコが、プーチン大統領を交渉のテーブルにつけさせるよう、エルドアン大統領に要請した」と、メルツ首相は言いました。

トルコ大統領府広報局の声明によると、エルドアン大統領とメルツ首相は、この会談で、両国間の関係と、地域と世界の現状についても話し合いました。

エルドアン大統領は、トルコとドイツは密接な協力関係にあると言い、両国は新しい時代にもその関係を進展させていくだろうと強調しました。

大統領はまた、トルコとドイツは同盟国、友好国として、貿易、防衛、投資、エネルギーの分野で大きな可能性を有していると語りました。


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エ大統領とトランプ大統領がNATOサミットで地域問題等を話し合った

2025年06月25日 | 国際
6月25日 エルドアン大統領が、火曜、ハーグで行われたNATOサミットで、アメリカのトランプ大統領と会談し、地域と世界の問題および両国間の関係について話し合いました。

Hurriyet

トルコ広報局の声明によれば、エルドアン大統領はトランプ大統領の努力によって達成されたイスラエル=イラン間の停戦を歓迎し、平和の継続と、ガザ危機の終結、ウクライナに関する対話を要請しました。

エルドアン大統領はまた、とくにエネルギー、投資、防衛におけるアメリカとの協力の可能性を指摘し、両国の結束が進めば、1000億ドルの貿易目標を達成することもできるだろうと力説しました。

エルドアン大統領も、トランプ大統領も、NATOの有力加盟国として、NATOの戦争抑止力の重要性を強調しました。


トルコは山火事のリスクが高まる季節に入った

トルコは高温と乾燥による山火事の危険なシーズンに入りました。エーゲ海岸の都市アイドゥンでは、最近、森林火災のため近隣住民が避難し、広範な消火活動が行われました。

Hurriyet

アイドゥンの火災は6月21日に発生し、最初は農地と低木地を焼き、その後、森林地帯にひろがりました。暗視ヘリコプターが徹夜で炎と戦い、6月22日の朝には,火は抑制されました。

当局は、この火災は電気変圧器からの発火が引き金になったと考えています。3人が煙を吸って手当てを受けましたが、重症者はいません。

トルコでは、夏の間、とくにエーゲ海地方と地中海地方では、山火事がよく起こります。この地方の暑く、乾燥した環境が火災を起こし、急速に拡大させるのです。

専門家は、夏の到来とともに、トルコは山火事の危険なシーズンに入ったと警告しています。地理的情報システムが専門のシェルミン・ターウル教授は、気象条件が火災を発生させ、拡大させる主要な要因だと言いました。

高温、低湿度、長期乾燥、11日以上、雨の降らない日がつづけば、火災のリスクはぐっと高まると、教授は強調しました。


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EUがトルコに住む難民に2000万ユーロの支援を提供すると発表した

2025年06月23日 | 国際
6月24日 EU(欧州連合)が、トルコに住む難民の人道的ニーズを支援するために、2000万ユーロ(2290万ドル)を提供すると発表しました。

 Hurriyet

6月23日に欧州委員会が発表した声明によると、新たな人道援助は、トルコ政府と連携して活動しているトルコの支援組織を通じて、配布されrます。

支援は難民たちのための保護、保健、水、衛生、教育など、基本的ニーズに対処することを目的としていると、声明は言っています。支援は公共サービスがほとんど受けられない難民と脆弱な特殊なグループを対象とすると、声明は強調しています。

トルコに住む外国籍者は400万を超え、そのうちの270万が、一時保護下にあるシリア難民です。内務省のデータによると、一時的保護下にあるシリア人の数は、2020年末には360万人でしたが、6月5日現在、270万に減っています。

国連難民高等弁務官フィリッポ・グランディ氏は、アサド追放後、戦争で避難していたシリア人のうち200万が帰国したと発表しました。

「200万のシリア難民と国内避難者が、12月以後、帰郷したと、グランディ氏は、レバノン訪問中、X に書きました。


フィダン外相が中国の王毅外交部長と諸問題を話し合った

トルコ外務省ソースによると、ハカン・フィダン外相は、火曜、中国の王毅外交部長と、イスラエル=イラン間の緊張緩和のための努力や、ガザの人道的状況について話し合いました。

 Hurriyet

外交のトップ2人は電話で、地域の現状と、イラン=イスラエル間の敵対緩和のための取り組みについて討議しました。フィダン外相はガザの悪化するばかりの人道的状況を非難し、現在行われているイスラエルの大量虐殺を糾弾したと、ソースは言っています。

2人は、イスラエル=パレスチナ問題の実行可能な唯一の解決法として、2国家解決を支持することを再確認しました。2人はまた、両国間の政治的、経済的関係を討論し、貿易と投資の分野での協力強化のための相互の関与を話し合いました。


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スペインとトルコの「口笛言語」スピーカーが会談

2025年06月22日 | 文化
6月23日 スペイン・カナリア諸島の「口笛言語」を話す2人が、トルコ黒海地方ギレスン県チャンクチュ地区の辺鄙な村クシュキョイを訪れました。この村では、「鳥の言葉」として知られる「口笛言語」が、いまも村人の間で、山間地方のコミュニケーションに使われています。

 Hurriyet

この会合は文化観光省の後援で行われました。スペインのラ・コメラ島から来たホセ・モリナ・ゴンザレスさんとカルメン・カスティージャ・パディラさんは、チャナクシュ地区のフルカン・アクソイ区長の歓迎を受けました。

標高500メートルの村を訪れた2人は、村人と会い、口笛言語であいさつを交わしました。村人たちはスペインからの訪問者たちに、日常生活での口笛言語の使い方の実例を示しました。

両国の口笛スピーカーは同様の地理的条件を共有していました。口笛言語は谷や丘を越えてコミュニケーションをとるための歴史的必要から生まれたものです。

ギレスン大学の研究者ハイレッティン・カラデニスさんは、今回の対面は、昔から伝統的に口笛言語を使ってきた2つの地方の有意義な交換となったと言いました。

「このプロジェクトは、このユニークな無形遺産への認識の高まりを示すものです。自然によって生まれた言語が、トルコとカナリア諸島に存在することを知って喜ばしい思いです」と、カラデニスさんは言いました。


「イラン=イスラエル戦争は欧州に“危険な移民”の影響を及ぼすかも」大統領

イラン=イスラエルの空爆戦争は、ヨーロッパその他の地域にとって「危険な」移民の大波を起こすかもしれないと、金曜、エルドアン大統領が警告しました。

Hurriyet

1週間前、イスラエルは、イランは核兵器を開発していると言って、大規模な攻撃を開始し、イランははすぐに報復に出ました。

「イスラエルの攻撃で始まった暴力の循環は、移民と核の漏洩によって、ヨーロッパその他の地域に危害を与えるかもしれない」と、エルドアン大統領はドイツのフリードリッヒ・メルツ首相との電話会談で言いました。

エルドアン大統領は、「イランとの核不合意の問題の解決は交渉によるべきだ。暴力は地域の安全保障への脅威となる。トルコは紛争を終わらせるために努力している」と語りました。

トルコの国防相ソースは、木曜、2国の対立は激化しているが、イランからの入国者数は増えていないと言いました。トルコ東部の都市ヴァンに近いカピキョイ・ゲートにいるAFP特派員は、両方から数百人が国境を越えたが、税関職員は、人数は異常ではないと言っていると言いました。


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イラン外相がイスラエル紛争に関するアラブ連盟会議のためイスタンブルへ

2025年06月21日 | 国際
6月22日 イランのアッバス・アラグチ外相が、アラブ連盟の外相らとイランとイスラエルのエスカレートする紛争について討議するため、土曜、イスタンブルに着いたと、タス二ム・ニュースが報じました。

 Hurriyet

イスラエルとイランがミサイル攻撃の応酬をつづけているため、約40人の外交官が「イスラム協力機構」(OIC)の週末の会議に参加するため集まりました。トルコのハカン・フィダン外相が会議を主宰しました。

イラン外相は金曜、英国、フランス、ドイツの外相と会談した後、イスタンブルへ来ました。タス二ム・ニュースによると、「この会議では、イランの指示で、とくにイランに対するシオニズム政府の攻撃の問題が論じられるだろう」とイラン外相は言いました。

イスラエルは、イランは核兵器を開発しようとしていると言って、6月13日朝、攻撃を開始して、イランはこれに報復して、最大ライバル間の最悪の対決となりました。

金曜朝、アラグチ外相は、「イスラエルが攻撃を止めるなら、イランは外交交渉を考える用意がある」と言いました。金曜、イスタンブルで行われたアラブ連盟外相会議は終わりました。

アラブ連盟の外相らは、会議後、声明を発表すると思われると、アナドル通信は言っています。


「歴史的」訪問を行ったアルメニア首相はエルドアン大統領に迎えられた

アルメニアのニコル・パシニヤン首相は初めてトルコを訪れ、イスタンブルでエルドアン大統領と会談しました。

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アルメニアはこの会談を地域の平和への「歴史的」一歩と報じました。会談はイスタンブルのドルマバフチェ宮殿で、午後7時やや前に始まりました。

エルドアン大統領はパシニヤン首相に、トルコはコーカサスのみならず全地域を安定させるために、あらゆる外交対策を行使していると語りました。

エルドアン大統領はまた、イスラエルのイラン攻撃によって始まった、エスカレートする暴力の応酬から生じるリスクを阻止するために、外国首脳らと協力していることを強調し、アゼルバイジャンとアルメニア間の和平交渉で達成された合意の重要性を力説したと、トルコ広報局はX で報じました。

この会議では、エルドアン大統領とパシニヤン首相はまた、中東の現状と、トルコ=アルメニア間の接触、南コーカサスの平和と対話について話し合いました。

エルドアン大統領はまた、トルコは、ウイン・ウインを基本に、中東の発展のための取り組みを支援しつづけることを確認しました。会談ではまた、トルコ=アルメニア間の正常化プロセスの一環として取られ得る対策について話し合われました。

アルメニアとトルコは正式の外交関係を樹立したことはなく、1990年代以来、隣接する国境は閉鎖されています。


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